月・火・水・金 10:00〜20:00土 10:00〜13:00休診 木・日・祝

骨盤の歪みとは?骨盤は本当に歪むのか|2種類の歪みと施術を選ぶときのポイント

骨盤の歪み 本当に歪むの?

皆さんこんにちは。京都市北区にあります、もり鍼灸整骨院 院長の森です。

今回は、骨盤の歪みについてお話しさせていただきます。

「骨盤の歪みって何ですか」というご質問は、とてもよくいただきます。以前、施術を受けたところで「骨盤が歪んでいますね」と言われて骨盤矯正を受けた。反対に、医療機関で「骨盤は歪みませんよ」と説明された。そんな経験から、「骨盤って本当に歪むの?」「骨盤矯正って何なの?」と感じている方は多いようです。

そこで今回は、私が考える骨盤の歪みについて解説していきます。皆さんが施術を受けるときのヒントにもなると思いますので、ぜひ最後までお読みください。

今回のテーマは【骨盤は本当に歪むのか】です

結論から言うと、骨盤の歪みは存在すると考えています。ただし、それはわずか数ミリ程度のもので、見た目ではなかなか分からないものです。

一方で、写真や画像で見ると「腰の高さが違う」「足の長さが違う」と、大きくずれて見えることも実際にあります。この違いを知っていただくために、骨盤の歪みを2種類に分けてお話ししていきます。

今回の動画はこちら⇩

動画「骨盤の歪みとは?」を再生

画像をクリックすると動画が再生されます

骨盤は本当に歪むのか

「骨盤は歪むのか」という問いには、「本当とも言えるし、そうではないとも言える」というのが私の考えです。

骨盤の歪みは、大きく分けると次の2種類があると考えてください。

  • 筋肉の影響で、骨盤が歪んでいるように見えるもの
  • 実際に、骨盤の骨が数ミリの範囲でずれているもの

どちらも「骨盤の歪み」と呼ばれることがありますが、中身はまったく違います。ひとつずつ見ていきましょう。

①筋肉の影響で歪んで見えるもの

1つ目は、筋肉が影響して、骨盤が歪んでいるように見えるものです。

このケースでは、左右の腰の高さが違ったり、足の長さが違ったりしているように見えます。ただ、厳密に言うと、骨盤の骨そのものがずれているわけではないんですね。

筋肉の影響で骨盤が引き上げられて見える様子

たとえば、左の骨盤が上に上がって見えるとします。これを見て「骨盤が歪んでいますね」と説明されることもあると思います。

ところが実際には、骨盤の骨が動いているのではなく、左の腰の筋肉がギュッと固まって、骨盤を上に引き上げている。その結果として、骨盤が歪んでいるように見えているのです。

これは、筋肉の影響で代わりに歪んで見えているだけなので、正確には「骨盤が歪んでいる」という表現にはなりません。ただ、一般の方にも分かりやすいように、こうした変化を「骨盤が歪んでいます」と説明されることは多いのではないかと思います。

②実際に骨盤の骨がずれているもの

2つ目は、実際に骨盤の骨がずれているものです。

いくつかの研究で、骨盤の骨は数ミリの範囲で動くことが報告されています。逆に言えば、数ミリしか動かないということです。

骨盤の骨は数ミリの範囲で動く

骨盤の骨と骨をつないでいる靭帯(じんたい)は、とても硬い繊維でできています。そのため大きな動きは起こらず、1ミリ、2ミリほど少しずれたり、1度から3度ほどねじれるように回ったりする程度です。この変化は、見た目では分かりません。

では、見た目で分からないずれを、どうやって見つけるのか。ここで大切なのが「触って確かめる」ことです。

想像してみてください。机の上に下敷きを置いて、その下に1ミリほどの消しゴムのカスを入れます。下敷きの上から手で触ってみると、そこだけポコッと1ミリ上がっているのが、多くの方に分かると思います。

同じように、手の感覚を積み重ねた施術者が触ると、「ここだけ少しポコッとしているな」「押したときにここだけへこむな」といったことが分かってきます。見た目には分からないけれど、触ると分かる。これが、本当の意味での骨盤のずれです。

そして、その1ミリ、2ミリのずれを整えたときに、腰の動きや首の動きがスムーズになるといった変化が出れば、そのずれが体の症状に関わっていたと考えることができます。

施術を受けるときに気をつけたいこと

注意していただきたいのは、どんな症状でも「骨盤がずれていますね」「歪んでいますね」と説明され、毎回同じような施術を受けるケースです。

その骨盤の歪みは、筋肉の影響で歪んで見えているだけなのか。それとも、実際に触って確かめた結果、どこがどのようにずれているのか。そこを分かりやすく説明したうえで施術をしてくれる先生のほうが、安心してお任せできるのではないかと思います。

どんな施術を受けるべきか

骨盤の歪みを整える施術も、大きく分けると2つあると考えています。

骨盤の歪みを整える施術は大きく2つ
  • 骨をバキバキ・ボキボキ鳴らすような強い刺激や衝撃で、歪みを整えていくもの
  • 関節をやさしく伸ばす・引っ張る・動かす・押すといったソフトな刺激で、歪みを整えていくもの

どちらも施術の方法のひとつですが、強い刺激には少し注意が必要だと私は考えています。

首や腰をひねってボキボキ鳴らすことは、一般の方でもできますよね。強い刺激を与えると、一時的に体の動きが良くなったり、楽になったような感じがしたりすることがあります。

ただ、それは体にショックを与えて、その場所の感覚を麻痺させているような面もあり、実際に歪みが整っているかどうかは疑問が残ることもあります。

強い刺激の施術を受ける場合は、体の歪みがどうなっていて、どのように施術を進めていくのかをしっかり説明してもらい、納得したうえでお願いすることをおすすめします。

一方で、体への負担やリスクを考えると、刺激が強くないソフトな施術のほうが安心だと考えています。

ただし、ソフトであれば何でもよいというわけではありません。関節が動きやすくなる、立ちやすくなる、体が軽くなるといった体の変化がきちんと出たうえで、刺激はソフトである。そういう施術がいちばん良いのではないかと私は考えています。

施術の方法は、本当にたくさんあります。バキバキ鳴らすものから、触れているのか分からないくらいの力で整えていくものまでさまざまです。どの方法であっても、施術者が分かりやすく説明してくれて、整えたあとに体がどう変わったのかをご自身で確かめられるのであれば、それが良い施術ではないかと思います。

まとめ

いかがでしたか?今回は、骨盤の歪みとは何か、骨盤は本当に歪むのか、どんな施術を受けるべきかについてお話ししました。

  • 骨盤の歪みには、「筋肉の影響で歪んで見えるもの」と「実際に骨盤の骨がずれているもの」の2種類がある
  • 実際のずれは数ミリ程度で、見た目ではなかなか分からない
  • 触って動かして違いを確かめ、分かりやすく説明したうえで施術をしてくれる先生を選ぶ
  • 強い刺激の施術は、説明をよく聞き、納得してから受ける

端的に言うと、「歪んで見えるもの」と「実際に歪んでいるもの」がある、というお話でした。

なお、腰や股関節の痛みが強い場合や、しびれ・足に力が入りにくいといった症状がある場合は、骨や神経の状態を調べるために医師の診察が必要な場合があります。気になる症状が続く場合は、まず医療機関にご相談ください。

当院でも、骨盤の歪みや体の姿勢を見させていただいたうえで施術を行っています。骨盤の歪みや体の不調でお悩みの方は、ぜひ一度もり鍼灸整骨院までご相談ください。皆様のご来院を心よりお待ちしております。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【柔道整復師・はり師・きゅう師 森 洋人監修】

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする