五十肩は、肩の関節やそのまわりの組織に炎症が起き、痛みと動かしにくさが出る状態を指します。時期によって、してよいことと避けたいことが変わるのが特徴です。痛みが強い時期に無理に動かすと長引くこともあります。当院では、いまどの時期にあるのかを確かめたうえで、肩そのものと、肩に負担をかけている体の使い方の両方に向き合います。完全予約制で、院長がおひとりずつ時間をとって対応しています。
- こんな方が来られています
- 腕が上がらず着替えがつらい方、夜中に肩の痛みで目が覚める方、病院で「年齢によるもの」と言われた方
- まず確認すること
- いまが炎症期・拘縮期・回復期のどこか。肩甲骨や鎖骨の動き、腕から指先までのつながり、体のゆがみ
- 施術の内容
- 体の反射を利用した神経筋促通法を軸に、その方の状態に応じて整体・鍼灸を組み合わせます
- 通院の目安
- はじめの1か月は2〜3回、その後は2〜3週間に1回のペースで通われる方が多くいらっしゃいます
院長が動画でも詳しく解説しています。
五十肩の正しい対処と治療法について
【知らなきゃ損】つらい五十肩を早く治すための治療のコツと対処法
肩が上がらない五十肩の正しいストレッチとは?
院長はYouTubeで、体の仕組みやご自宅でできるケアを発信しています(登録者22万人超)。チャンネルを見る →
このページの内容
こんな状態ではありませんか?
肩が痛くて腕が上がらない。思い当たる原因がないのに肩が痛い。寝ているだけでも痛くて夜に目が覚める。着替えのときに肩が痛む。じっとしていてもうずく。何か月も肩の痛みが引かない。
こうした症状でお困りの方は、五十肩かもしれません。
必ずお読みください
次のような場合は、施術よりも先に医療機関の受診が必要です。転んだり腕を強くひねったりしたあとから上がらなくなった。腕に力が入らない、感覚が鈍い。強い痛みに発熱をともなう。五十肩とよく似た症状でも、別の原因が隠れていることがあります。心当たりがあれば、まず整形外科にご相談ください。
五十肩とは
単なる筋肉のこりではなく、肩の関節や筋肉に炎症が起きている状態です。
肩は筋肉・靭帯・関節包といった組織で構成されています。何らかの理由でこれらに炎症が起こると、組織同士がくっついてしまうことがあります。これを癒着(ゆちゃく)といい、痛みだけでなく関節が動かせない状態につながります。動かせなくなった状態を拘縮(こうしゅく)と呼びます。
一般に五十肩は、経過によって3つの時期に分けられます。
炎症期(初期)痛みが強く、じっとしていてもうずく、夜中に痛みで目が覚めるといったことが起こります。痛みながらも肩は動かせることが多い時期です。
拘縮期(中期)痛みはやや落ち着いてきますが、肩の動きが悪くなります。髪を洗う、腰の後ろに手を回す、服を着るといった動作が難しくなります。
回復期(後期)炎症による痛みは引いており、リハビリや運動に取り組める時期です。
いま自分がどの時期にあるかで、してよいことが変わります。ここが五十肩のいちばん大事なところです。
なぜ五十肩になるのか?
五十肩の原因は、実は完全には解明されていません。ただ、肩まわりに炎症が起きていること、加齢や負担によって筋肉に傷みが生じていることは知られています。
筋肉の細胞は壊れることと再生することを繰り返していて、通常は再生が上回っています。ところが加齢や疲労の蓄積で再生が追いつかなくなる。そのタイミングが50歳前後に多い、と言われています。
これまで診てきた中で、肩に負担がかかりやすいと感じるのは次のような方です。
肩甲骨や鎖骨の動きが悪い肩は肩甲骨や鎖骨と一緒に動きます。これらが動きにくいと、肩の筋肉ばかりに負担が集中します。
手や腕をよく使う肩の筋肉は、筋膜を通じて腕や指先までつながっています。デスクワークの方、腕を使う仕事の方は、腕から肩までが硬くなりやすくなります。
体にゆがみがある肩を動かすとき、背骨や骨盤も一緒に動いています。骨盤と肩をつなぐ筋肉もあるため、ゆがみや姿勢の崩れがあると肩が動かしにくくなります。
力を抜くのが苦手美容院で「力を抜いてください」と言われる、ヨガや体操で力みを指摘される。そうした方は肩に疲労がたまりやすい傾向があります。
偏った体の使い方をしているいつも同じ肩でカバンを持つ、同じ動作を繰り返す仕事、無理な体勢での作業など。
こんな対処をしていませんか?
五十肩は、時期に合わない対処をすると長引くことがあります。
炎症期は、できるだけ安静にしたい時期です。この時期に無理なストレッチや運動をすると、かえって症状が長引くことがあります。「動かさないと固まってしまう」と心配される方もいますが、動かすのは炎症が落ち着いて痛みが軽くなってからでも間に合います。
強すぎるマッサージも、炎症を助長したり、力が入りやすくなって痛みを強めたりすることがあります。
当院ではこのようにしています
炎症期・拘縮期・回復期のどこにあるかで、進め方が変わります。まずそこを確認したうえで、その時期に合った方法を選びます。
肩まわりへのアプローチでは、特に肩甲骨や鎖骨の動きを整えます。あわせて、指先から肩までつながっている筋肉をゆるめていきます。当院の施術はソフトな刺激ですので、痛みが強い時期の方でも受けていただけます。
体全体へのアプローチでは、背骨や骨盤の動きを整えます。骨盤の動きが変わるだけで肩の動きが変わり、驚かれる方も少なくありません。体はつながっているので、肩だけを見ていても届かない部分があります。
初めての日の流れ
話を聞きます。いつから、どんなときにつらいか。お仕事や生活で繰り返している動作を教えてください。ここをいちばん大事にしています。
体の動きを確かめます。肩・肩甲骨・鎖骨・背骨・骨盤。どこに動きの制限があるかを、ひとつずつ見ていきます。
確かめたことにもとづいて施術します。体の反射を利用した神経筋促通法を軸に。強く押したりもんだりはしません。
何が起きていたかをお伝えします。確かめたこと、行ったこと、ご自宅でできることを説明します。次回の目安もここで。
お時間の目安は、初めての日が50〜60分、2回目以降が20〜30分です。症状によって変わりますので、初めての日は余裕をもってお越しください。
よくあるご質問
病院で「年齢によるもの」と言われました
加齢による変化そのものを元に戻すことはできません。ただ、肩甲骨や鎖骨の動き、腕から肩までの筋肉の硬さ、体のゆがみといった、変えられる要素も関わっていると考えています。当院ではそちらに向き合っています。
痛みが強いのですが、動かした方がいいですか?
炎症が強い時期は、無理に動かさない方がよいとされています。「動かさないと固まる」と心配される方が多いのですが、動かすのは痛みが落ち着いてからでも間に合います。いまがどの時期かを確かめたうえでお伝えします。
やってはいけないことはありますか?
痛みが強い時期の、無理なストレッチや我慢しながらの運動は避けてください。強すぎるマッサージも、炎症を強めたり力みにつながったりすることがあります。何が向いているかは時期によって変わりますので、初回にお伝えします。
痛みはありますか?
強い力で押すことはしませんので、痛みを我慢していただくような施術ではありません。動きを確認する際につらい動作をお願いすることがありますが、無理のない範囲で行います。気になることがあればその場でお伝えください。
どのくらい通えばいいですか?
目安として、はじめの1か月は2〜3回、その後は2〜3週間に1回のペースで通われる方が多くいらっしゃいます。おひとりずつ状態が異なるため一律ではありませんので、初回に体の状態を確認したうえで、通院の目安をお伝えします。
自分でできるケアは教えてもらえますか?
はい、お伝えしています。施術後に、その方の姿勢の癖やお仕事の内容に合わせて、ご自宅でできるストレッチや、作業中に気をつけていただきたいことをご提案します。院長はYouTubeでもセルフケアを発信していますので、あわせてご覧ください。
費用はどれくらいかかりますか?
当院は健康保険を扱っておらず、すべて自費での施術となります。保険の枠にとらわれず、その方に必要な施術に時間をかけられるためです。料金は料金ページに記載しています。
予約は必要ですか?
はい、完全予約制です。おひとりずつ時間をとっているため、一日にご案内できるのは15名までとしています。当日はご希望の時間が埋まっていることが多いため、前日までのご予約をおすすめしています。急な痛みでお困りの場合は、まずお電話でご相談ください。
初めてのときは、どのくらいみておけばいいですか?
初めての日は50〜60分、2回目以降は20〜30分が目安です。はじめにお体の状態を詳しくうかがい、確認したうえで施術に入るため、初めての日はその分お時間をいただきます。症状によって変わりますので、余裕をもってお越しください。
あわせてご覧ください
肩の痛みでお困りなら
肩の痛みや動かしにくさでお困りなら、一度ご相談ください。完全予約制です。
ご予約はこちらお電話 075-432-7079
