神経筋促通法について

神経筋促通法とは

神経筋促通法
筋肉は神経によってコントルールされており、神経の働きを向上させて筋肉をよりよい状態に回復させる治療が、神経筋促通法です。

神経筋促通法の考えは、1940年台の後半に、アメリカの医師が麻痺の治療として開発し、「固有受容性神経筋促通法(PNF)」として現代に受け継がれています。

筋肉がうまく働けば身体はよくなる

筋肉がうまく働けば身体はよくなる
人の体は筋肉によって支えられています。

もし左右どちらか一方だけの筋肉の働きが悪くなると、身体はバランスを崩しゆがんでしまいます。

また、関節も筋肉によって支えられているので、筋肉の働きが悪くなると、関節がずれてスムーズに動かなくなります。

このように身体のゆがみ、関節のずれがあると特定の関節や筋肉に負担が蓄積し、痛みを引き起こしてしまうのです。

筋肉の働きを回復させる治療

筋肉の働きを回復させる治療
筋肉に疲労がたまると、思うように筋肉の力を出せなくなります。その期間が長くなると、仮に疲労が回復したとしても筋肉の力は戻りません。

これは、働きの悪い状態を身体(脳と神経)が覚えてしまうからです。

神経筋促通法では、神経に刺激を与え、働きの低下した筋肉を回復さることができます。

効果のある症状

効果のある症状
これまで、

肩こり、腰痛、ヘルニア、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症、腰椎分離症、腰椎すべり症、五十肩、腱板断裂、野球肩、野球肘、テニス肘、ゴルフ肘、半月板損傷、前十字靭帯損傷、変形性膝関節症、股関節痛、膝痛、ランナー膝、変形性股関節症、捻挫、打撲、頭痛、めまい、耳鳴り、手の痺れ、

などの症状が改善されています。

そのほかにも、関節や筋肉の痛みに関してたくさんの改善が見られています。

神経筋促通法の流れ

治療前の検査

治療前に身体の状態を検査していきます。

■歪みの検査
歪みの検査
■関節の動きの検査
関節の動きの検査
■筋肉の働きの検査
筋肉の働きの検査

治療

治療
揉むでも押すでもなく、一見すると軽いストレッチのように思われるかもしれません。
例えば肩や股関節を軽く動かすだけで、硬くぎこちなかった関節の動きがスムーズになったり、体に軽く触れるだけでゆがみが整ったりします。

不思議に感じるかもしれませんが、きちんとした理論をもとに、熟練の技術で作り上げられた治療です。

ほとんどの方がその場で効果を体感することができますので、安心して治療を受けてください。

治療後のチェック

治療を行ったことで、どのように身体がよくなったかをチェックします。

治療後のチェック

最後に

最後に
これまで全国のセミナーに出かけ様々な治療を学んできましたが、改善の難しい症例もありました。

そんなときに出会ったのが、この治療法です。

繊細でやわらかい刺激にも関わらず体が驚くほどよくなる、その効果に私は感動しました。

容易に習得できない難しい技術でしたが、何年か学び続けることでこれまで改善の難しかった症例にも対処できるようになりました。

この治療はどこでも受けられるものではなく、全国でも数十院、京都では当院でのみ受けることができます。

体のことでお悩みの方はにはぜひ一度受けてもらいたい、そんな治療です。

(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)