月・火・水・金 10:00〜20:00土 10:00〜13:00休診 木・日・祝

外反母趾の痛みは手術しないと良くならない?|手術の前に知ってほしい3つのこと

外反母趾 手術の前に知ってほしい3つのこと

皆さんこんにちは。京都市北区にあります、もり鍼灸整骨院 院長の森です。

今回は、「外反母趾(がいはんぼし)の痛みは、手術をしないと良くならないのか」ということについてお話しさせていただきます。

「外反母趾で親指が痛いけれど、手術をしようかどうか迷っている」。実は、こうしたご相談をとても多くいただきます。

今回のテーマは【外反母趾の痛みと手術】です

結論から言うと、外反母趾の痛みは、手術をしなくても和らいでいく可能性があると私は考えています。ただし、痛みが落ち着きやすい方と、落ち着きにくい方がいらっしゃいます。そのあたりも含めて解説していきます。

今回の動画はこちら⇩

動画「外反母趾の痛み 手術の前に知ってほしい3つのこと」を再生

画像をクリックすると動画が再生されます

外反母趾の痛みの原因は「炎症」

変形がひどいほど痛みが強いはず

まず、なぜ外反母趾で痛みが出るのかというと、多くの場合、親指の関節や関節のまわりが炎症を起こしているからです。

炎症が原因であれば、その炎症をおさえていくことで、骨の変形そのものを元に戻さなくても、痛みは和らいでいくと考えられます。

もし「骨の変形=痛み」なのだとしたら、外反母趾の方は皆さん痛くないとおかしいですよね。そして、変形がひどければひどいほど痛みも強くなるはずです。

ところが実際には、外反母趾の変形があっても痛みがないという方はたくさんいらっしゃいます。お悩みの方には意外かもしれませんが、変形があっても痛くないというケースはとても多いんですね。反対に、変形は軽いのにとても痛いという方もいらっしゃいます。これは、痛みの原因が変形ではなく炎症にあるからだと考えられます。

つまり、変形イコール痛みではないということです。ですから、痛いからといってすぐに手術を選ぶのがいいかというと、そうとは限らないというのが私の考えです。

痛みが落ち着きやすい方の3つの特徴

では、痛みが早く落ち着きやすい方にはどんな特徴があるのでしょうか。大きく3つあります。

  • 痛みが出てからの期間が短い(早めにケアを始められる)
  • 足に負担のかかりにくい環境をつくれる
  • 親指がやわらかい

痛みが落ち着きにくい方は、この反対ということになります。ひとつずつ見ていきましょう。

1. 早めに対処する

痛みが出てからの期間が短い

痛みは、早めに対処すればするほど、早く落ち着いていきやすいものです。

たとえば足首を捻挫したとき。これも炎症ですが、早めに足首を固定して安静にできれば、炎症は早く引いていきます。反対に、固定もせずに放っておくと、関節に負担がかかり続けて炎症も続き、なかなか良くならないんですね。外反母趾の痛みも、これと同じです。

2. 負担のかからない環境をつくる

たくさん歩く環境

炎症が起きている関節を使い続けていると、炎症はなかなか引きません。傷口を刺激すればするほど、なかなか良くならないのと同じことです。

たとえば、次のような環境にいると、親指に負担がかかり続けてしまいます。

  • たくさん歩かなければならない
  • 指を圧迫する靴や、足に合わない靴を履き続けなければならない
  • 座っているときも片膝を立てて、指をぎゅっと圧迫する姿勢になってしまう
  • 立ったりしゃがんだりの動作が多い

こうした負担をできるだけ減らせるかどうかが、痛みの落ち着き方に関わってきます。

3. 柔軟性を取り戻す

関節や筋肉が硬い方よりも、やわらかい方のほうが、痛みは落ち着いていきやすいと考えています。

痛みは関節の中だけで起きているわけではありません。まわりの筋肉や靱帯(じんたい)が硬くなることで痛みを出している部分もあるんですね。ですから、硬さがある方は、それをやわらげていく必要があります。

手術の前に、まずできることを

早めに対処・負担のない環境・柔軟性の獲得

早めに対処する、負担のかからない環境をつくる、柔軟性を取り戻していく。この3つをクリアできると、痛みは早く落ち着いていきやすくなります。反対に、この3つがなかなかクリアできない状況では、痛みも引きにくくなります。

外反母趾の痛みでお悩みの方は、手術を考える前に、まずはお近くの整骨院や病院でご相談いただき、手術以外でできることをしっかり試していただきたいと思います。

ただ、数日で痛みが落ち着くというものではありません。数週間から数か月という期間は、どうしてもかかってくると思います。それでも、足にメスを入れる前に、まずはできることから取り組んでいただけたらと私は考えています。

親指の付け根が赤く腫れて熱を持っている、歩けないほど痛む、しびれがあるといった場合は、無理をせず医療機関を受診してください。

まとめ

いかがでしたか?今回は、外反母趾の痛みと手術についてお話ししました。

  • 外反母趾の痛みの多くは、親指の関節やそのまわりの炎症から来ていると考えられる
  • 変形イコール痛みではない。変形があっても痛くない方も、変形が軽くても痛い方もいる
  • 痛みが落ち着きやすいのは、早めに対処できる・負担のかからない環境をつくれる・親指がやわらかい方
  • 手術の前に、まずは手術以外でできることを。数週間から数か月の期間は見ておく

手術が必要かどうかの判断は、医師の診察が必要な場合があります。気になる症状が続く場合は、医療機関にご相談ください。

当院でも、外反母趾の痛みの施術を行っております。外反母趾の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度もり鍼灸整骨院までご相談ください。皆様のご来院を心よりお待ちしております。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【柔道整復師・はり師・きゅう師 森 洋人監修】

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする