マッサージや電気治療をしても治らない肩こりにお悩みの方へ

こんにちは！
京都市北区 北野白梅町 円町　はりきゅう整体　もり鍼灸整骨院の森です。

今回は肩こりの治療についてお話しさせていただきます。

・仕事中でも肩が凝って仕事に集中できない
・肩が凝るとイライラしてつい怒りっぽくなる
・肩が凝ると頭痛がして薬を飲まずにはいられない
・肩のこりなんだか毎日がしんどく感じてしまう

みなさんはこのような経験はありませんか。

普通の痛みはじっとしていたら痛みを感じないことが多いですが、辛いときはじっとしていてもつらい。
むしろじっとしている方がつらいので、肩を動かしてみたり、押してみたりしている人もいらっしゃるでしょう。

このような状態が続くと精神的にもまいってしまいます。
イライラして子供にきつく当たったり、仕事場で人間関係のトラブルが起きたりと、「肩こりが原因でそんなこと」なんて思われるかもしれませんが、精神的にきつくなるとこのようなことも起こりえます。

血流が悪くなると肩がこる

そもそもなぜ肩のこりが起こるのか。それは筋肉の血流が悪くなるからです。
筋肉への負担で肩の血流が悪くなると、筋肉への酸素の供給量が減ってしまいます。
筋肉は、酸素状態が悪くなると、索状硬結（さくじょうこうけつ）という硬結が筋肉の中にできます。
これが「こり」といわれるものです。

ですので、治療としては肩の血流を改善してあげればよいということです。

肩のこりにお悩みの方は、血流を良くしようと温めたりマッサージをしたり電気治療をしている人も多いのではないでしょうか。
しかしそれでは一時的な対処でしかありません。

治療で大切なことは「なぜ肩の血流が悪くなるのか？」を考えることです。
肩の血流が悪くなる原因がわからなければ、マッサージをしたり温めたりしてもまた血流が悪くなってしまいます。

肩の血流が悪くなる原因

長時間の同じ姿勢

座り作業や、立ち仕事などで同じ姿勢を長時間続けたり、スマホやパソコンなどの腕を前に出して行う作業などが影響します。
同じ姿勢や、肩や腕が固定されたような姿勢で長くいると、肩まわりの筋肉を動かさないのでどんどん筋肉は硬くなります。
次第に筋肉が酸欠を起こし「こり」ができて肩こりになります。

肩甲骨の硬さ

首や肩の筋肉は、肩甲骨にたくさんついています。
特に僧帽筋や肩甲挙筋といった、肩がこりやすい代表的な筋肉は肩甲骨につきます。

肩甲骨が良く動く人だと、筋肉も自然に動くので、血流が良くなり酸素の供給も多くなります。
逆に肩甲骨の動きが悪いと、筋肉があまり動かずに酸素の供給が悪くなります。
その結果、筋肉に「こり」ができてしまいます。

ストレートネック

上を向いたり、横を向いた時に首の動きが硬い人は「ストレートネック」になっています。
通常首の骨はナチュラルにカーブすることで首にかかる負担を軽減しています。
このカーブが減少して湾曲の少なくなってしまった首をストレートネックといいます。

そうなると当然、首や肩の筋肉は疲れやすくなります。
肩こりの原因はいろいろありますが、ストレートネックになっている人ほど肩がこりやすいです。

ストレス

実は体にストレスがかかっても血流は悪くなります。
ストレスを感じると、交感神経という体を緊張させる神経が過剰に働きます。
この交感神経は、末梢血管の血流を減少させる働きがあり、筋肉の血流も悪くなります。
緊張すると手が冷たくなるのも同じ現象です。
職場や家庭でストレスのかかることがあると、肩がつらいという方は、ストレスが要因になっているかもしれません。

肩甲骨を動きやすくすることが大切

当院の治療では、整体治療で肩甲骨の動きを良くすることを心がけています。
先ほども申しました通り、マッサージをいくらおこなっても肩甲骨の動きが良くならない限りは、肩が良くなることはありません。

凝り固まった筋肉に対しては、マッサージでぐりぐりすると余計に筋肉を固めてしまいます。
できる限り筋肉にダメージを与えない、整体治療や鍼灸治療がおススメです。

当院では、身体の歪みやバランスを整えることで筋肉への負担を減らし、筋肉の血流を改善していきます。
さらに血流不良の原因となる日常生活での姿勢や、癖を改善していただくことでさらに肩のこりは良くなります。

つらい肩や首のこりは、マッサージや電気をしてもなかなか良くなるものではありません。
肩のこりを本当に何とかしたい、なかなか良くならないで困っている症状にお悩みでしたら、ぜひ一度当院にご相談くださいませ。

当院の治療について詳しくはこちらをご覧ください。
『肩こり治療専用ページ』

ご質問やお問い合わせはLINEでも承っております。

 

お悩みの方はぜひご相談ください。

 

（柔道整復師・鍼灸師　森洋人 監修）