皆さんこんにちは。
京都市北区にあります「もり鍼灸整骨院」 院長の森です。
今回は、寒さから吐き気やめまいといった体調不良が起きた時の対処法、そしてセルフケアをお伝えしていきます。
こんな症状でお悩みではありませんか?
- 毎年冬になると、なぜかめまいがしてしまう
- 気温が下がると吐き気がして仕事にならない
- 寒い時期になるとめまいが増えて、外に出るのが怖くなってしまう
こういった症状を抱えて困っている方が、当院にもたまにお越しになります。
お聞きしてみると、だいたい似たような時期に吐き気やめまいの回数が増えて困っているとのことです。
もし似たような症状でお悩みでしたら、今回の内容が参考になると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
~寒さによる体調不良の原因~

冬の寒さで吐き気やめまいが起こる原因は、体温が低下して体内の環境が変化することにあります。
まず体温が低下すると、血液の循環が悪くなり、代謝が低下するなど、いろいろな影響が出てきます。
これによって体内の環境が変化し、体の中のバランスが崩れることになるのです。
特に大きな影響が出ると言われているのが自律神経です。
寒さによって自律神経が乱れることで、体の中の様々なバランスが崩れてしまいます。
これがひどくなると、自律神経がうまく働かなくなり、めまいや吐き気などの症状を起こすことがあります。
このように、冬の寒さは私たちの体の自律神経に思った以上に影響を与えているのです。
体が冷えるというのは体にとって良いことではないため、体を冷やさないような対策を取ることが重要です。
~体を冷やさないための3つの対処法~
では、どのようにして体を冷やさないようにすればいいのか、具体的な対処法を解説します。
- 足元を暖かくする

寒い時期は足元が冷たく感じる方も多いと思います。
最近では機能的なソックスや保温性のあるソックスなどもありますので、そういったものをうまく活用するのもいいでしょう。
また、足に入れるカイロなどもありますので、うまく活用していただければと思います。
- 体全体を温める

やはり一番効果的なのは、お風呂にしっかりと入って体を芯から温めることです。
また、温かい飲み物を飲むことでも、体の中から体温を上げていくことができます。
忙しいとなかなか湯船に浸かることができないという人もいると思いますが、できたら週に2〜3日くらいはお風呂にしっかりとお湯を張り、ゆっくりと浸かるようにしてください。
- 室温を上げる

多くの方はエアコンを使うことが多いのかなと思いますが、その際は加湿器なども使ってしっかりと湿度も上げるようにしてあげてください。
また、室内に洗濯物を干すなどして湿度を高めるのもいいでしょう。
冬の乾燥は様々な体調不良の原因にもなりますので、室温を温めるということと同時に、加湿もするということを気をつけてみましょう。
寒さから自律神経が原因の体調不良を感じられる方は、体を温めること、外部環境をしっかりと暖かくすること、こういったことに気をつけてください。
こういった対処を取りつつ、今からご紹介するセルフケアにも取り組んでいただけるといいのではないかと思います。
~自律神経を整える呼吸法~
自律神経を整えるセルフケアで最も重要なのは呼吸法です。
実はあまり方法がないというか大変なことなのですが、唯一自分でコントロールできる自律神経というのが、この呼吸になります。
今回ご紹介する呼吸の方法は、IAP呼吸法という、『スタンフォード式 疲れない体』という本の中で山田先生という方が解説されている呼吸法です。
実際に私もこういった呼吸法を試してみて、非常に有効だなと感じましたので、今回はこの方法を紹介させていただきたいと思います。
IAP呼吸法とは

この呼吸法の特徴は、腹圧呼吸というお腹の圧力を高めていくような呼吸をするということにあります。
~IAP呼吸法のやり方~
では、実際にやってみましょう。
- まず、お腹の下、鼠径部のあたりに両手を触れてください。
立っていても座っていても、どちらでも結構です。 - 鼻から息を吸います。
だいたい4秒くらいかけて息を吸います。
この息を吸うときに、お腹を膨らませるように、お腹に呼吸を入れるようにして膨らませます。 - その時に、お腹を押しているところ(鼠径部の上あたり)にしている手が、お腹が膨らむことによって外に押しやられるような圧力を感じてみてください。
お腹が動いていないという時は、うまくできていないので、息を吸うときにお腹が膨らんでいるような感じを意識してみてください。 - 4秒で息を吸い、今度は6秒くらいの時間をかけて口からゆっくりと息を吐きます。
- ここがポイントです:この時に、膨らんだお腹がへこんでいかないようにしてみましょう。
通常は息を吐くときにお腹がへこんでくると思うのですが、この時にお腹をへこまさずに、常に膨らませた状態を作っていく。
これが腹圧呼吸です。
~呼吸法の効果を確認する方法~
この呼吸方法を3回から5回くらい、まず繰り返してみてください。
呼吸法を試す前に、立っている時の足の裏の感覚を確認しておいてください。
そして3回から5回くらいこの呼吸方法をやった後に、再び足の裏の感覚を見てください。
うまくできると、足の裏がしっかりと地面をベタッとつかむような、重心が下がってくるような感覚を得られると思います。
これは、この呼吸方法を行うことで横隔膜を下げて、重心を少し下の方に持っていくことができるからなのです。
~呼吸法で得られる効果~
詳細は割愛しますが、重心を下げる、横隔膜を下げていくことができれば、すごく自律神経の調子は良くなります。
また、スポーツをされている方であればスポーツのパフォーマンスも向上し、脳の回転も良くなり、仕事や勉強の効率も良くなります。
これだけ呼吸法にはすごく効果的な作用があるのです。
動画はこちらからご覧ください⇩
~まとめ~
いかがだったでしょうか。
今回は、寒さからくる吐き気やめまいの対処法と、呼吸を使ったセルフケアの方法をお伝えさせていただきました。
最近では「冬バテ」という言葉が出てくるぐらい注目されている症状ですので、お悩みの方も多いと思います。
ぜひ今回ご紹介した「体を温めること」と「呼吸法」を試して、ご自身の体調をしっかりと整えていただければと思います。
セルフケアを試しても症状が改善しない方、めまいや吐き気でお困りの方は、ぜひ一度もり鍼灸整骨院にご相談ください。
お一人おひとりの状態に合わせた施術で、つらい症状の改善をサポートいたします。
ご予約はこちら
(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)



