皆さんこんにちは。
京都市北区にあります もり鍼灸整骨院 院長の森と申します。
今回は、外反母趾に関するお話をさせていただきます。
外反母趾の原因の一つに「歩き方」があります。
私はこれまで3,000人以上の外反母趾患者さんの歩き方をみてきました。
その中で、多くの方に共通するポイントがあると言うことがわかりましたので、ご紹介していきたいと思います。
外反母趾になりやすい歩き方とは
結論からいうと「過回内足」という足のゆがみをしている人は、外反母趾になりやすい歩き方になります。
「過回内足」とはかかとが内側に倒れているような足を指します。
図のようにかかとが内側に倒れると、足のアーチも潰れてしまいます。
過回内足の方は、歩くときもかかとが内側にたおれ、親指は外側に引っ張られたような形になってしまいます。
ですので外反母趾の方は、足首が内側に倒れないように、足首を真っ直ぐに起こした歩き方を身に付けることが大切になります。
次に、実際に歩き方の改善方法をご紹介します。
外反母趾を改善する歩き方
歩くときは足の土踏まずのところにスペースができるのを意識してください。
小指側に重心を置くと、土踏まずは勝手に持ち上がります。(ほんの5ミリくらい上がればOK)
ただし親指が浮かないように注意しましょう。
重心を外にしたら一度その場で足踏みをしてください。
内側が潰れないように外側に重心を置いて足踏みしてください。
このとき指も地面に接地するようにします。
つま先も真っ直ぐ正面に向けましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
歩き方や足の癖というのは、体に染みついてしまっている場合もあるので少しずつ改善するように意識しましょう。
また足のゆがみがひどい方は、意識だけで改善するのが難しいこともあります。
その場合は、足のゆがみのを整える整体や、体のバランスを整える整体を受けててみてくださいね。
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(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)