こんにちは!
京都市北区 北野白梅町 円町近く もり鍼灸整骨院の森です(*^_^*)
京都はずいぶんと寒くなってきましたね~
家の暖房を入れようか迷いますが、今から入れると冬本番がつらそうなのでまだ我慢しています。
さて先日、股関節の痛み「変形性股関節症(へんけいせいこかんせつしょう)」にお悩みの患者さんがご来院されました。
変形性股関節症による痛みにお悩みの方は当院にもよく来られます。
症状として多いのが「歩きはじめの痛み」です。この痛みは歩き始めてしばらくするとおさまることが多いです。
今回来られた患者さんも歩きはじめの痛みが主な症状で、病院では骨の変形だから仕方がないと言われたそうです。
しかし、本当に骨の変形だから痛みは良くならないのでしょうか?
少なくとも当院に来られた患者さんは、骨の変形があっても痛みが改善し、より生活のしやすい状態まで回復されます。
なぜ変形があっても痛みが改善するかというと、痛みの原因の多くが筋肉にあるからです。
股関節の痛みの原因とは?
体の関節は筋肉によって支えられています。筋肉が柔軟でしっかりと機能することで関節は安定し本来の機能を発揮してくれます。
ところが骨に変形が起こると、股関節周りの筋肉に負担がかかって硬くなります。筋肉に負担がかかり続けると次第に筋肉の機能が落ちて、関節をうまく支えられなくなります。
そうなると筋肉はもっと頑張って関節を支えようと過剰に働き、最終的にはオーバーワークで損傷を起こし痛み始めるのです。
そして筋肉の支えを失った関節は骨の変形が進み、いつしか手術をするしか方法がない状態になります。
この悪循環を断ち切るためには、筋肉を柔軟にすることが大切です。
当院ではその為の簡単なストレッチを指導しております。
この方法で歩きはじめの痛みが改善したり、階段の上り下りが楽になったという方が何人もいらっしゃいますのでぜひ試してみてください。
股関節の痛みにおススメのストレッチ
まず痛い方の足を伸ばして、もう片方の股関節を曲げます。
痛みで足を伸ばせない方は膝の下にクッションを入れるなどの工夫をしてください。
この状態で足首をぶらぶら左右に倒します。足の力を抜いて足の裏でバイバイするイメージで動かしましょう。
ポイントは力を入れないこと。脱力すると股関節が動くのを感じられると思います。
これをおよそ1分ほど行い、少し休憩してから3~5回ほど繰り返します。
痛みを感じる方は無理をせず、痛みの出ない範囲で行いましょう。
このストレッチを行うことで、股関節周りの筋肉が緩み動きやすくなります。
もしもこのストレッチを行って少しでも痛みがましになるようでしたら、あなたの痛みの原因は筋肉にあるかもしれません。
変形性股関節症による痛みはしっかりと治療を行えば改善できるものです。
しかし痛みを長期間放置していると、変形がどんどん進んで手術しか選択肢がなくなることもあります。
ですので股関節の痛みをおぼえたら、特に女性で40代からおぼえた痛みは早めの当院にご相談ください。
もう手術をするしかないかな?と思われている方も改善できる可能性はありますのであきらめる前に一度ご相談ください。
ご質問やお問い合わせはLINEでも承っております。
お悩みの方はぜひご相談ください。
(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)