首をほぐしてはいけない!? 寝違え改善ストレッチ

皆さんこんにちは
京都市北区 もり鍼灸整骨院 院長の森です

皆様の健康のお役に立つ情報をお伝えする もり健康体操教室

今回のテーマは首の寝違えです。

朝起きたら首が痛い!!こんなことありませんか?

寝違えって結構長引くし、つらいですよね?

寝違えたときにやってはいけないこと

寝違えたときに、首をもみほぐしたり首のストレッチをして痛みを和らげようとしていませんか?

それ、間違ってます!  やってはいけないです!

なぜかというと、ほとんどのケースで悪化してしまうからです。

寝違えは首の炎症です。その傷をわざとぐりぐりしたり、伸ばしていては当然よくなりません。

寝違えを起こしてすぐ何をすればよいの?

とにかく痛めてすぐは動かさないでください。

そして温めてください。温める方が、治りは早いです。

ただ、温めると痛む、しんどいという方は冷やした方が楽だと感じる場合が多いので、痛めてすぐは冷やして、次の日から温めるというのが無難です!

そのうえで、今回お伝えする肩、腕のストレッチを行ってください。

寝違えを治すのに効果的な3パターンのストレッチ

これから3パターンのストレッチをご紹介するのですが、必ずご紹介している順番でストレッチを行ってください。

寝違えている時に急に腕を高く上げてしまうと首への負担が大きくなってしまいます。

また、寝違えて痛い首の方の肩や腕を優先してストレッチを行ってください。

お時間があれば、ぜひ両方やってみてくださいね!

一つめの寝違え改善ストレッチ

まず、手を置ける高さの台や椅子を用意します。

体を正面に向けて体の真後ろに台を置きその上に手を乗せます。

肩や腕が伸びるように体を少し沈めます。

出来れば、台から体を少し離すと腕が伸びるのをより感じることができます。

この状態で15秒ほどキープします。

二つめの寝違え改善ストレッチ

次は壁を使います。

自分の肩と同じ高さか少し低いくらいで壁に手を当てます。

指先は自分の背中側に向けます。

肘は伸ばして、体の真横に腕が来るようにしてください。

腕の内側の筋肉は首までつながっているので、首の筋肉を間接的に緩めることができます。

伸びにくいなと思われる方は首ではなく体を壁と反対側(外側)にゆっくに向けてみて下さい。

この状態で、15秒キープしてみましょう!!

キープ出来たら次は同じ要領で指先を内側に向けて15秒キープします。

三つめの寝違え改善ストレッチ

片方の手のひらを頭より少し上ぐらいの高さで壁につけます。

この状態から、体をお辞儀するように前に倒していきます。
脇のあたりが引き延ばされるような感じです。

15秒キープします。

次に小指が下に来るようにして、先ほどと同じよ
うに体をお辞儀するように倒して15秒キープします。

まとめ

今回は3パターンの、首の寝違えを治すストレッチをご紹介しました。

冒頭でもお伝えしましたが、ストレッチは必ず順番に行ってください。

そして痛めている方優先で、できれば両方の肩、腕をストレッチしてみて下さい。

ストレッチした後に、首を少し動かしてみて下さい。

必ず、大なり小なり変化はみられると思います。

痛すぎて辛い方は、早めにお近くの病院や治療院へ行ってくださいね!

今回のストレッチも動画で分かりやすくご紹介していますので、ぜひご覧になってください。

 

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お悩みの方はぜひご相談ください。

 

(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)

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