こんにちは!
京都市北区 北野白梅町 円町近く もり鍼灸整骨院の森です(^^)
「みるみる肩の痛みがとれています!」
野球肩でお悩みの高校生にこのような声をいただきました♪
『患者さんの声はこちら』
今秋の近畿大会にも出場したチームの選手なのですが、家から1時間ほどかけて来院してくれています。
それだけ野球にも治療に本気だということですね。
来院時は塁間(約27m)が痛くて投げられず、我慢して投げていたら2日くらいは何もしなくても痛みが出てしまうほどでした。
野球肩を発症した当初は鍼灸院に通っていたそうですが一向に良くならなかったとのことです。
軽度の野球肩(単なる使い痛み)であればマッサージや鍼灸を受けるだけでも回復することはあります。
しかし、痛みが長引くような野球肩は単なる使い痛みではなく、野球肩の原因から治してあげないとなかなか良くなりません。
このような野球肩の治療にはどうしても投球動作や肩に関する専門的な知識が必要になります。
状態を診させてもらうと、肩の後ろ側が痛い「インターナルインピンジメント」という状態でした。
インターナルインピンジメントとは、肩の後ろの筋肉と関節が挟み込まれるような形で損傷を起こしている野球肩です。
(肩甲骨の後ろ、矢印のあたりで筋肉が挟まれる)
治療は肩甲骨の動きを正常に戻すための整体をおこない、4回目の治療後にはほぼ普通に投げられるようになりました。
5回目の治療に来られた際は、全力で40球投げれたとのことですが、しばらく投げていない期間が続いていたので筋力が落ち、筋肉痛になったとのことです。
少しずつ投げる球数を増やしていけばじき元の状態に戻るでしょう。
そもそもなぜこの選手が野球肩になったかというと、原因はそのフォームにあります。
この選手のフォームを後ろからみた写真です。
プロ野球レベルの選手と見比べてみましょう。
違いがお判りでしょうか?重心が後ろ寄りになっています。
このようなフォームだと重心移動がスムーズに行えず、身体が開いたり、上半身が前に突っ込む原因になります。
その結果、肩に過剰な負担がかかって野球肩になってしまったのです。
監督さんからは「身体を突っ込みすぎだ」という指導を受けたとのことですが
「なぜ突っ込んでいるのか?」という原因を改善しないと投球フォームは良くなりません。
このオフシーズンにしっかりとフォームを改善することができれば、来シーズンからもっと活躍できるでしょう!
野球肩でお困りの方、もっとパフォーマンスアップしたいという方はぜひ当院にご相談ください(*^-^*)
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(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)