みなさんこんにちは!
京都市北区にありますもり鍼灸整骨院 院長の森です。
今回は外反母趾についてのお話をしていきます。
私はかれこれ10年以上外反母趾の専門的な治療をおこなってきました。
このようなアプローチをすると外反母趾がよくなる、ここに注意すると外反母趾の進行を防げる、ということもずいぶんわかってきました。
このブログはきっと皆様のお役に立つと思います。
今回は、これまでたくさんの外反母趾患者さんをみてきて私が思う、
「まずこれをしてほしい!」
「一番はじめにこのセルフケアをしてほしい」
というものをお伝えしますのでぜひ最後までごらんください。
目次
外反母趾の方が一番初めにやるべき対処法
その方法というのが長母趾屈筋を緩めることです。
長母趾屈筋はこちらです。
足の親指から足裏を通ってふくらはぎまで伸びる筋肉です。
この筋肉が固くなると外反母趾を悪化させ、進行をより早めます。
ではなぜこの筋肉が固くなると悪化してしまうのか?
まずはこちらの図を見てください。
外反母趾とは、親指のところがくの字になったものです。
長母指屈筋というのはくの字になった指の間を真っ直ぐに通る筋肉です。
この筋肉が固くなると矢印の方向に筋肉は収縮します。
そうすると足(母趾)の骨はよりくの字の方向に力が加わってしまいます。
この筋肉を緩めると外反母趾の悪化を防ぐことができる。
つまり、長母指屈筋を緩めることこそが外反母趾の方が一番初めにおこなうことなのです。
長母指屈筋を緩めるコツ
この図をみると足裏からふくらはぎまで筋肉が伸びているのがよくわかります。
つまりふくらはぎを含めた指先までの柔軟性を出していくことが大事です。
長母指屈筋は足首をまたぐ筋肉。
足首が硬いということは長母指屈筋も硬いということになります。
ですので足首の柔軟性を改善していくことが外反母趾の変形予防、改善に非常に大事だということになります。
親指をぐりぐりするとか、テーピングでグイグイするとかそんなことは必要ではないんです。
外反母趾の改善のためには足首をしっかりと緩めてあげましょう。
外反母趾を改善するストレッチ動画
具体的なストレッチの方法はこちらの動画で紹介しています。
かんたんな足首のストレッチを紹介していますのでぜひご覧になってお試しください。
外反母趾の角度が15度から20度くらいの方であれば、動画で紹介したようなストレッチで予防、改善できるでしょう。
しかし20度以上変形している方はこの方法だけでは予防、改善が難しい場合もあります。
外反母趾の変形がきついと思われる方は、まずはお近くで外反母趾を治療してくれる治療院さんにご相談ください。
最後に
もり鍼灸整骨院では外反母趾の専門的な治療を行なっております。
どんな治療をしているのかな?どんな人が良くなっているのかな?など気になる方はぜ下記の外反母趾治療のページをご覧くださいね。
治療を受けてみたいと思われる方もぜひお気軽にご相談ください。
ご質問やお問い合わせはLINEでも承っております。
お悩みの方はぜひご相談ください。
(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)