皆さんこんにちは!
京都市北区 円町付近にあります もり鍼灸整骨院 院長の森です。
今回も皆様の健康のお役に立つ情報をお伝えしていきます。
今回のテーマは外反母趾の原因「ねじれ歩き」の改善法です。
外反母趾の原因は、体の使い方や歩き方、足のゆがみ、ねじれ、生活様式の癖、靴の問題など、沢山あります。
その中でも多い原因の一つに「ねじれ歩き」というものがあります。
「ねじれ歩き」を改善することができれば、外反母趾の痛みや変形の予防を行うことができます。
ただし、変形が20度、30度にきつくなっている方は歩き方や癖だけでなく治療も併せて行う必要があります。
外反母趾で、足の指の痛みが気になる方や足裏、指に関連する部分に痛みが出ておられる方、
最近足の指が変形してきたのではないか、、、など、少しでも気になられる方は最後までお読みください!
目次
外反母趾の原因になるねじれ歩きとは
「ねじれ歩き」とは、歩いている時に足が外にねじれるような歩き方のことです。
具体的に言いますと、足を地面についたときにかかとの内側が内に倒れてしまい相対的に足の指は外に開いている状態です。
ねじれ歩きをされている方は足の指が外に開いた状態で床を蹴って歩くので、親指の内側にタコやマメができてしまいます。
外反母趾の原因ねじれ歩きはなぜ起こる?
ねじれ歩きになる方は、初めから足首がゆがんでねじれてしまっています。
正常な場合ですと、足を前に伸ばして座った時、足の裏は前かやや内側を向いています。
ねじれ歩きになる方の足は、更に内側に大きくねじれています。(これを内反足と言います)
このような足のゆがみが出る理由は、足の外側の筋肉や靱帯が緩くなってしまっているからです。
本来はこれらの筋肉や靭帯がしっかりと働くことで、足はまっすぐに保たれます。
足のねじれやゆがみがひどい方は捻挫癖を持っていることも多いです。
女性でヒールやパンプスを履くとよくぐねってしまうということはありませんか?
そのような方はかなり足がねじれているかもしれません。
こういった方は、外反母趾を改善するには内側に倒れてしまうねじれ歩き、最初から内側に向いている内反足を改善していくことが必要になります。
外反母趾の原因「ねじれ歩き」を改善する方法は2つ
・外側の弱くなった筋肉を鍛える。
・足首を上にあげる柔軟性を出す(背屈)
外反母趾を改善するための足首ストレッチ
高さ5cmぐらいの台を用意します。本やタオルで代用していただけます。
そこに足を乗せて足首を伸ばすストレッチです。
・かかとは地面につけておきましょう
足が安定します。
・膝は必ず伸ばしましょう
伸びない方は台の高さを低くしてください。
・膝とつま先がまっすぐ向いているようにしましょう
ねじれ歩きをしてしまう人は、足をまっすぐにして上げることができません。
足を上げる時に外側にあがってしまったり、親指が先にあがってしまいます。
足首をまっすぐに動かす練習をすることがこのストレッチの最大の目的です。
かかとを地面に付けて、膝を伸ばし、膝とつま先をまっすぐ正面に向けて
10~15秒ほど伸ばします。
ふくらはぎが伸びているのを感じながら、左右それぞれ3~4回ずつやってみて下さい。
3分くらいでできるストレッチですので、非常に簡単に取り組んでいただけます。
外反母趾を根本的に改善するには
今回は外反母趾の原因になる、ねじれ歩きを改善するためのストレッチをご紹介しました。
外反母趾は様々な原因から起こっています。
テーピングやインソールだけでは、根本的には治りません。
「本当に外反母趾を改善したい!」と思われる方は、なぜそうなってしまうのかという
根本的な部分から改善していきましょう。
今回ご紹介したねじれ歩きの原因と改善法は、動画でも詳しく解説しています。
よりわかりやすい内容となっておりますので、ぜひこちらも参考になさってください!
最後までご覧いただきありがとうございました!
ご質問やご要望などは公式LINEアカウントからお気軽にお問い合わせください。
ご質問やお問い合わせはLINEでも承っております。
お悩みの方はぜひご相談ください。
(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)