皆さんこんにちは。
京都市北区にあります、もり鍼灸整骨院院長の森と申します。
今回は「咳を止めるためのツボ押しセルフケア」をご紹介します。
コロナが流行してから「人前で咳するのは少し気になる」というお声を聞くようになりました。
東洋医学の世界では、咳を緩和するための治療が存在します。
そこで今回はツボを刺激することで咳の症状を緩和して、咳を早く良くする方法をご紹介します。
目次
咳が長引いてしまう理由とは
咳が長引く理由の一つに、咳中枢の誤作動があります。
体の中にウイルスが入ると粘膜にウイルスが付着し、粘膜にある咳のセンサーが脳にある咳中枢に信号を送ります。
そして咳中枢の命令で咳を引き起こし、体内に侵入してきたウイルスを吐き出させる。
これが咳のメカニズムです。
通常であれば長くて3週間もあれば改善して行きます。
3週間以上辛い咳が出続けている場合は気管支に異常が出ていることもあるので、早めに医療機関を受診してください。
ツボを刺激するとなぜ咳が治るの?
東洋医学には経路という考え方があります。
これは体の中を巡る高速道路のようなものです。
病気を起こしたときにこの道路のどこかで渋滞が起きているという状態が東洋医学でいう循環の滞り、帰結の滞りというふうに言われます。
病気になっているときや、病気がなかなか治らないときはこの体のどこかで滞りがあります。
その滞りを解消するためのポイントが、いわゆるツボと言われるものです。
このように東洋医学のツボを使用することで、体の中の混乱しているものを早く正常に戻して治りを早くする。
これがツボを刺激することでの効果です。
それでは実際のツボ押しセルフケアをご紹介します。
咳の症状を改善するツボ押し
今回は、4つのツボとセルフケアをご紹介します。
長引く咳や、最近咳が出て困っているという方は是非お試し下さい。
最後に
このご時世、咳をすることに抵抗があるという方もまだまだいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな中、咳が長引いてしまうと辛いですよね。
このツボ押しストレッチ、セルフケアで少しでも早く改善されれば幸いです。
当院の鍼灸治療についてはこちらをご覧ください↓
(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)