モートン病や外反母趾を治すための足のアーチの作り方

 

皆さんこんにちは。

 

京都市北区にあります、もり鍼灸整骨院院長の森です。

 

今回は「足のアーチの作り方」についてお話しします。

 

今回ご紹介する方法は、足のアーチを作る上で絶対に欠かせないというくらい大事なポイントです。

 

しかし、治療院の先生でも足の専門知識を持っていなければ知らない事実です。

 

もちろん一般の患者様におきましては、”この事実を知らない”という方がほとんどではないでしょうか。

 

この方法を知らなければ、足のアーチが関係するトラブルである外反母趾やモートン病、足底筋膜炎、偏平足など解決するのは難しいです。

 

足のアーチに必要な骨とは

 

足のアーチを作るためには、立方骨を挙上するということがポイントになります。

 

 

上の写真が立方骨です。

 

足の骨はたくさんありますが、この立方骨は足のアーチには欠かせない骨です。

 

立方骨がどのように足のアーチに関わるのか

 

立方骨という漢字から分かるように、この骨は立っていなければなりません。

 

しかし、足のアーチが崩れている人はこの立方骨が寝ている、もしくは倒れている状態になっています。

 

足のアーチを改善するには、立方骨をもう一度立てる、起こしてあげる事が重要なポイントです。

 

通常の足はこのような形をしています。前から見ると綺麗なドーム状の形、アーチの形をしているのが分かります。

 

 

足は内側縦アーチ、横アーチ、外側縦アーチの3つのアーチの構造で成り立っています。

 

 

 

見て分かる通り、立方骨が足の底辺になって、立方骨の上に楔状骨や舟状骨という骨が乗っかっています。

 

つまり立方骨は足の骨の土台になっているという事になります。

 

足のアーチが潰れている方は、本当は立っていなければならない立方骨が、寝ている状態になっています。

 

 

写真では、私が指で立方骨を押して寝かしています。すると、少し分かりにくいですが全体が扁平になっています。

 

扁平になってるかつ足が潰れている、これがアーチが潰れている状態です。

 

足の横アーチもなければ縦のアーチもなくなってしまいます。

 

これが足のアーチが崩れてしまう根本的なメカニズムです。

 

このような足になっている方は、もう一度立方骨を立てて起こしてあげなければなりません。

 

立方骨がこのように寝てしまう原因は様々です。

 

実際にその原因を見極めて総合的なアプローチをしていかないといけません。

 

そこで今回は、立方骨を立てるセルフケアをお伝えします。

 

立方骨を立てるストレッチ

 

この立方骨の挙上ストレッチを行うと、足に力が入りやすくなる、片足立ちしやすくなる、バランスとりやすくなると言った、体の良い変化が現れます。

 

その簡単に出来るストレッチはこちらです↓

 

 

最後に

 

今回お伝えしたストレッチは本当に簡単で効果の高いものです。

 

先程も申し上げたように、立方骨が落ちる原因は様々です。

 

このようなストレッチを行うだけでも外反母趾の痛みやモートン病の痺れ、足底筋膜炎の痛みが改善されたというお話もたくさんいただいておりますので、是非毎日のケアにご活用ください。

 


当院のモートン病の治療についてはこちらをご覧ください↓

 

モートン病の治療

当院の外反母趾の治療についてはこちらをご覧ください↓

 

外反母趾の治療

 

 

 

(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)

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