皆さんこんにちは。
京都市北区にあります、もり鍼灸整骨院院長の森です。
今回は「ヒールやパンプスは外反母趾の原因ではない?」というお話です。
私は外反母趾に関する情報をブログでは8年ほど前、動画では3年前から発信しています。
昔は外反母趾の情報を発信する方は少なかったのですが、最近ではそういった方も増えて、一般の方にもかなり正しい知識を持っていただいています。
それでもまだ誤解されている事、逆効果になる情報を信じてしまっている方が少なくありません。
その1つに「ヒールやパンプスが外反母趾の原因だ」という考えがあります。
意外かもしれませんが、男性や子どもでも外反母趾になります。実際にご相談も沢山いただきます。
つまり、ヒールやパンプスを履かなくても、外反母趾になるという事です。
外反母趾の本当の原因とは?
結論から申しますと、外反母趾は開帳足、浮き指、回内足またはそれによって引き起こされる歩き方、靴の問題などが原因で起こります。
それは具体的にどんな状態なのでしょうか?原因は構造的な問題にありました。
その解説はこちらからご覧ください↓
最後に
外反母趾になってしまう構造的な原因がなければ、ヒールやパンプスをいくら履いても外反母趾にはなりません。
もちろん外反母趾を悪化させる要素が無いに越したことはないので、ヒールやパンプスを履かないでいられるのであれば履かない方がいいかもしれません。
ただし、ヒールやパンプスはあくまでも外反母趾を悪化させる要因の1つにすぎません。
外反母趾の原因とは、「足の構造的な問題である」ということを押さえていただければ嬉しいです。
女性だけでなく、全ての方に気を付けて、知っていただきたいポイントです。
構造的な問題を理解し、対処することで外反母趾が少しでも改善に向いたら嬉しいです。
当院の外反母趾の治療についてはこちらをご覧ください↓
(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)