皆さんこんにちは。
京都市北区にあります、もり鍼灸整骨院院長の森です。
今回は「足のむくみを解消する方法」をお伝えします。
足のむくみを解消する方法はリンパマッサージやストレッチなど沢山あります。
ですが、セルフケアだけでは足のむくみを繰り返すことになってしまいます。
そこで今回は、足のむくみを流すだけのその場しのぎの方法ではなく、原因から改善する方法をお伝えします。
目次
足のむくみの根本的な原因は?
結論から申しますと、むくみの原因は浮指にあります。
浮指とは、立っている時、歩いている時に足の指が浮き、地面を踏みしめることが出来ない状態の事です。
浮指になると、立っている時や歩いている時にふくらはぎの筋肉が頑張りすぎてしまいます。
足の筋肉が過剰に頑張らなくてもいいように足を変えていくのが、むくみへの本質的なアプローチとなります。
浮指の原因
浮指の主な原因は3つあります。
①立ち仕事、座り仕事をしている
②合わない靴、スリッパなどをよく履く
③歩き方の癖
①立ち仕事、座り仕事をしている
足の指がうまく使えず、浮指になってしまいます。
②合わない靴、スリッパをよく履く
合わない靴を履いていると、足の指が浮く癖がついてしまいます。
また、スリッパを履くとスリッパが脱げないように足の指を浮かせる癖がついてしまいます。
③歩き方の癖
浮指を改善するには、歩き方の癖と①、②のせいでズレてしまった骨格や体の歪みを治してゆく必要があります。
今回は特に③歩き方について着目して行きます。
浮指になりやすい歩き方
一番多いのが、かかとを意識しすぎて歩いているという事です。
かかとから地面に接地して歩くことを意識しすぎると、実は浮指になりやすいです。
なぜなら、かかとを意識しすぎると足の指が反ってしまうからです。
特に、かかとから着いて大股で歩こうと意識してしまうと、脛の前の筋肉を使って指を反らせてしまいます。
なぜこれが良くないかというと、指を反らせると、ふくらはぎの筋肉が硬くなるためです。
本来、歩いてるときに足を空中に上げた瞬間は、ふくらはぎは緩んでいるはずです。
そして足を地面に接地する瞬間にふくらはぎに力が入ります。
このように、ふくらはぎの筋肉に力が入る、緩むを繰り返すとふくらはぎのポンプ作用が良く動きます。
そして足の血流が良くなり、心臓にも血が循環する。という流れです。
逆に言うと、浮指の方はふくらはぎが常に緊張状態で、ポンプ作用が使えていないという事です。
人間の本来の歩き方
はるか昔の人々は裸足で生活していました。
補整されていない場所を歩いていた時に、硬い地面、危険な地面の上をかかとから踏み出すとどうなりますか?
すぐにかかとの骨を痛めてしまいます。
アスファルトの上を素足で歩くとすれば、かかとから踏み出すとすぐにかかとが痛くなってしまいます。
つまり、かかとから接地することを意識するのは靴を履くから成立する歩き方であるという事です。
かかとから接地する歩き方は、人間の本来の歩き方からは逸脱する歩き方と言えます。
これはとても大切なことですので覚えておいてくださいね。
足のむくみを解消する歩き方
この歩き方を身に付けることが出来れば、足が疲れにくくなり、浮指も改善することが出来ます。
足のむくみを解消する歩き方はこちらです↓
最後に
足がむくみやすいとお悩みの方、足が疲れやすいと感じる方、浮指の方は是非お試しください。
とても簡単ですので、歩き方を身に付けて改善してゆきましょう。
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(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)