皆さんこんにちは。
京都市北区にあります、もり鍼灸整骨院院長の森です。
今回のテーマは「膝が悪くなる原因と対処法」です。
この数年コロナ禍で最も多かった症状の一つが膝の痛みです。
その膝の痛みの原因は姿勢にあります。
姿勢と膝の痛みが何故関係するのか?
骨盤が後ろに倒れてしまう、骨盤後傾という状態は膝に影響が出やすいです。
骨盤の前傾は骨盤が前に出ている形で、後傾は骨盤が後ろに倒れている状態です。
骨盤が後傾すると膝が少し曲がります。
これは運動連鎖というもので骨盤の後傾に伴って膝が曲がります。
また骨盤が後傾すると膝がやや外側を向いて曲がります。
骨盤が後傾すると、普段の生活から膝が曲がったような状態になってしまいます。
目に見えないくらい軽度に膝が曲がり外に向いているケースもあります。
ほんの数ミリだけでも膝が曲がっていると影響を受けます。
これは膝が常にスクワットをしたり、歩いたり、運動をしている状態に等しいです。
気づかないうちに起こって膝を悪くするケースが多いです。
骨盤後傾がこの時期に起こる原因としては、座り時間が長くなった、活動量が減ったところにあります。
実は座り時間が長くなったり、活動量が減るとお尻の筋肉をあまり使わなくなります。
お尻の筋肉は立っている時、歩いている時によく使く筋肉です。
お尻の筋肉が弱くなると骨盤が後傾してしまいます。
詳しいセルフケアはこちらをご覧ください⇩
最後に
いかがでしたか。
特に骨盤後傾が原因になっている方は猫背を改善するセルフケアをしてもらうと良いかと思います。
猫背を改善するには股関節の前と足首を伸ばす事が大切です。
こちらも膝の痛みの改善に非常に有効です。
猫背も当院のYouTubeで紹介しておりますのでよろしければそちらもご覧くださいね。
(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)