股関節が柔らかくならないのはストレッチの方法にあった!正しい股関節のストレッチとは

 

皆さんこんにちは

 

京都市北区にあります、もり鍼灸整骨院 院長の森です。

 

今回は「股関節の柔軟性」についてです。

 

股関節が硬く柔らかくしたい方、あぐらをかく姿勢すら辛いと思われている方は是非参考にしてください。

 

 

間違った股関節のストレッチと正しい方法とは

 

股関節が硬い人は、まず初めに骨盤を立てるストレッチを行いましょう。

 

骨盤が倒れた状態、いわゆる骨盤が後傾した状態では効果的な股関節のストレッチが出来ません。

 

それどころか股関節を痛めてしまう恐れも。

 

よくある股関節のストレッチに画像の様な足裏を合わせて膝を外側に開いていくようなストレッチがあります。

 

 

股関節が硬い人は膝が外に倒れなかったり、どちらかがだけが横に倒れないケースが多いと思います。

 

このストレッチで骨盤が後傾しているとは横から見たときに骨盤が真っすぐになっている状態から後ろに倒れてしまっている状態を骨盤の後傾と言います。

 

        

 

骨盤を傾向させると一見股関節が開いたように見えますが、実は腰を曲げているだけで股関節自体は大して開いていません。

 

 

骨盤を立てると本当の股関節の動きになる

 

骨盤を立てた状態というのが純粋な股関節の動きです。

 

ですので骨盤を立たせた方が、股関節にうまく効かせた効果的なストレッチができます。

 

骨盤を後継させると股関節がずれる

 

骨盤を後傾させることで骨頭という股関節の骨の頭が前にずれやすいポジションになります。

 

股関節の骨が前方にズレてしまうと筋肉や人体過剰な負担がかかり股関節の痛みに繋がります。

 

股関節のストレッチを行う際は骨盤を後傾させた状態ではなく、なるべく骨盤を起こした状態で行ってください。

 

 

股関節を柔らかくする正しいストレッチ方法

 

まずは足の裏を合わせてください。

 

股関節が開きにくい方は足を前の方にしてもOKです。

 

 

硬い人は骨盤が後傾してしまうのでこの状態から前屈みになって3~5㎝お尻を後ろにずらしてください。

 

こうすることで骨盤が少し前傾した状態を作ることが出来ます。

 

骨盤を前傾させた状態からゆっくり体を起こし、骨盤を上体から足を自分の方に寄せてください。

 

この姿勢をキープするだけでもOKです。

 

もう少しストレッチの強度を上げたい方は、さらに骨盤を前傾させる姿勢を作って上体を起こし、そこからほんの少し体を前傾させてください。

 

しっかり骨盤を起こした状態でストレッチを行う習慣を身に付けましょう。

 

もう一つのやり方

 

足を横に開きます。片方の足は閉じてください。

 

 

股関節が硬い方はやはり骨盤が後傾してしまいます。

 

まずは骨盤をしっかり起こします。

 

伸ばしている方の足のつま先が前を向くように形し、右の骨盤を前に腰から回転させるように動かしてみてください。

 

この姿勢が出来たら10秒~15秒程キープします。

 

反対側も同様に行ってください。

 

動画では詳しくストレッチを紹介しておりますのでよろしければご覧ください

 

 

 

最後に

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回は股関節のストレッチについてお話しましたが、股関節のストレッチ関しては様々な動画があります。

 

股関節が硬いとお悩みの方は今回紹介した骨盤を起こすストレッチを行ってから他のストレッチを行うと更に効果的になります。

 

また、当院でも股関節の治療も行っておりますの気になる方はこちらをご覧くださいね!

股関節の痛みの治療

(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)

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