皆さんこんにちは。
京都市北区にあります、もり鍼灸整骨院院長の森です。
今回は「膝の痛みの原因と対処法」についてのお話です。
特に、階段の上り下りで膝が痛くなる原因と対処法についてお伝えします。
階段の登り降りで膝が痛くなる原因
原因はいくつかありますが、特に膝痛の多いのが”膝のお皿の動きが悪くなっている”という事です。
膝のお皿は、膝の曲げ伸ばしの動作の時に関節面を滑るようにして動いています。
しかし、膝のお皿の動きが悪くなると、この膝の曲げ伸ばしの動きがスムーズにいかなくなってしまいます。
階段の上り下りは、膝を曲げたり伸ばしたりする動作なので、この辺りの影響をもろに受けているのです。
なぜこのお皿の動きが悪くなるのか。
その原因は脂肪体が硬くなってしまうためです。
膝のお皿と膝の関節の間のスペースには、脂肪のかたまり=脂肪体が入ってます。
何のためにここに脂肪があるのかというと、座布団の様なクッション性を出すためです。
通常であれば柔らかくてふかふかの座布団が挟まってますが、膝を使い過ぎたり逆に運動不足になったり、加齢に伴ってこの座布団が硬くなります。
使い古した座布団も薄くペターっと硬くなってしまいますよね、そんなイメージです。
脂肪体が硬くなり動きが悪くなる、クッション性がなくなると、お皿の動きは悪くなり、膝に痛みが出ます。
つまり、階段の上り下り、膝の曲げ伸ばし等の膝の痛みを解消するためには、脂肪体を柔らかくして膝のお皿が動きやすくなる環境を作っていく必要があるのです。
それでは、膝のお皿の動きが良くなる、脂肪体が柔らかくなるセルフケアをお伝えします。
膝のお皿の動きが良くなるセルフケア
今回は、脂肪体が柔らかくなるセルフケアと、太ももの筋肉が柔らかくなるセルフケアをお伝えします。
こちらからご覧ください↓
最後に
今回は、階段の登り降りの時に膝が痛い原因と改善法についてお伝えしました。
まずは、セルフケアを2~3週間続けてみてくださいね。
当院の膝の痛みの治療についてはこちら↓
(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)