皆さんこんにちは。
京都市北区にあります、もり鍼灸整骨院院長の森です。
今回は「足首の痛み」についてです。
皆さんは特に足首を捻ったとか、ぶつけたとかそういったきっかけもなく発症するような原因不明の足首の痛みにお悩みではないでしょうか?
特にきっかけもなく足首が痛くなる理由としては、足首の骨の変形が考えられます。
膝や股関節と同じように足首の骨というのも年齢と共に変形していくのです。
これを変形性足(アシ)関節症、または変形性足(ソク)関節症という風にいいます。
痛みの原因は骨自体が出しているのではなく、骨の変形によって動きが悪くなった関節周囲の靱帯であったり、筋肉であったりとかそういったところが疲れ硬くなり、痛みを出しているというケースが多いです。
なので骨の変形があったとしても、関節の動きを改善・周りの筋肉や靭帯の柔軟性を和らげるようことが出来れば足首の痛みは改善していきます。
~どのような方に多いのか~
足首が痛くなりやすいのは、特に女性に多いです。
なぜなら女性は足首が柔らかいからです。
例えば足首をぐねりやすい人、もしくは過去に足首の捻挫、痛められている経験がある方、この様な方は足首がグラグラと不安定になってしまうのです。
グラグラと不安定になると、周りの筋肉や靭帯などが安定させるために一生懸命頑張るので、時間と共に筋肉とか靱帯の痛みが非常に出やすいのです。
そしてそれがより長年経過していくと関節、骨にもダメージが加わり、骨自体の変形も起こってくるというわけです。
このような骨の変形が起きた方は足首の動きが良くなるようにしていかないといけないのですが、特に足首はグルグル360度色々な方向に動くのです。
足首痛めやすい、痛みに悩んでいる方、実は足首を下に曲げる柔軟性や内側に捻る柔軟性は、緩い傾向にあります。
逆に足首を上に上げる背屈動作という動きが制限されている、硬くなるケースが多くこれが痛みの原因になっています。
ですのでセルフケア、ストレッチでも足首の背屈という動きをスムーズにしていくことが大事なのです。
詳しくはこちらの動画でご紹介しておりますのでよろしければご覧ください↓
最後に
いかがだったでしょうか。
今回は足首の痛みにお悩みの方のセルフケアというものをお伝えさせて頂きました。
もしかしたら病院の方で変形性足関節症と診断を受けている方も手術などを考えられている方もいると思います。
そういった方でも、一度セルフケアを試してもらえると、症状が改善する可能性も十分にありますので、1~2週間ぐらいストレッチをしっかり続けてもらってその効果をみていただければと思います。
(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)