知らずにやっている「足のしびれ」を悪化させる生活習慣とは

 

皆さんこんにちは。

 

もり鍼灸整骨院院長の森です。

 

今回は【足のしびれが悪化してしまう生活習慣】についてです。

 

足の裏や膝から下のしびれなど、足のしびれにお悩みの方は非常に多いです。

 

しびれというのは日常生活の質を落としてしまいます。

 

そのため、足のしびれは少しでも早く改善したり、軽減していく必要があります。

 

ところが、日常生活の過ごし方によって足のしびれを悪化させてしまうことは非常に多いです。

 

~しびれの原因~

 

足のしびれ、特に膝から下やふくらはぎ、足の裏のしびれの原因となるものには何があるのでしょうか。

 

例えば、脊柱管狭窄症という腰の骨の変形による神経の圧迫が原因で足のしびれを訴えるものがあります。

 

また、閉塞性動脈硬化症や、血管に血栓ができるバージャー病など、血管が問題になっているものがあります。

 

さらに、糖尿病による神経症状が原因となることもあります。

 

他にも、神経の問題でいうと、モートン病足根管症候群も原因になることがあります。

 

 

~生活習慣~

 

生活習慣で非常に多いのは、口に入れるものです。

 

食べるものとか飲むものの注意点では、タバコとお酒とあとは糖質が挙げられます。

 

これらは足のしびれを助長したり、悪化させたりする要因になります。

 

まず、タバコ血管を収縮させてしまいます。

 

なのでタバコを吸い過ぎると血管が狭くなって血流が悪くなり、そのせいで症状が悪化してしまうことがあります。

 

閉塞性動脈硬化症や血栓ができる病気であったり、そのような症状でお悩みの方はタバコに非常に注意してもらった方がいいです。

 

次にお酒ですが、飲み過ぎてしまうと神経性のしびれを引き起こす原因になります。

 

そのため、お酒の飲み過ぎにもやはり注意が必要です。

 

そして、糖尿病の方も足の痺れを引き起こす可能性があります。

 

糖尿病になると血管がボロボロになっていくので、血の巡りも悪くなりますし神経も障害されるのです。

 

なので糖尿病のリスクのある方は、しっかりと血糖コントロールする必要があります。

 

糖尿病だと診断されていなくても、血糖値が高くなったり、コントロール出来なくなったりすると、初期症状として足のしびれを引き起こすことがありますので、血糖値のコントロールには是非気をつけていただきたいです。

 

口に入れるものとして、水分、ビタミン、ミネラル不足になるのも、足の痺れや循環不良の原因になります。

 

水分、ビタミン、ミネラルが不足すると足のこむら返りを引き起こす方が多いですよね。

 

これは神経を営養できなくなるので、こむら返りが増えてしまうのですが、神経が営養出来ないということは血行も悪くなるし、神経性の痺れの原因になります。

 

なので、水分、ビタミン、ミネラル不足にも十分気を付けてもらえたらと思います。

 

日常生活の中の動作の問題として、長時間同じ姿勢でいることにはやはり気を付けてほしいです。

 

長時間、例えば30分以上座りっぱなしになると、足の血行が非常に悪くなってしまいます。

 

血行が悪くなると、もちろんしびれの原因になりますよね。

 

椅子であっても長時間座っていると血行が悪くなります。

 

また、睡眠不足にも注意が必要です。

 

体の機能や症状を改善するには睡眠が非常に重要になります。

 

睡眠不足の方は、身体も回復できないですし、神経が傷害されていてもその神経を回復させることもできないのです。

 

また睡眠不足というのは血行のコントロールも上手く出来なくなる原因になりますので、睡眠時間や睡眠の質の向上というのは非常に重要なポイントかと思います。

 

最後に体の特性でいうと、足首や股関節が硬くなってしまうことに注意が必要です。

 

足首や股関節が硬い方は足の血行が非常に悪くなりやすいのです。

 

動画では詳しくご紹介しておりますのでよろしければご覧ください↓

最後に

いかがだったでしょうか。今回は足のしびれが悪化する生活習慣についてご紹介させて頂きました。

 

まずはこのようなポイントをしっかりと見直していただき、症状の改善に役立てていただければと思います。

 

ただし、こういったポイントをしっかり守っても改善しにくいという場合や、医療機関でも中々解決しないという場合は、鍼灸や整体などの治療を行ってもらうのもよいと思います。

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(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)

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