皆さんこんにちは。 京都市北区にあります、もり鍼灸整骨院院長の森です。
今回は【歩くために一番大事なトレーニング】をご紹介していきます。
ここ最近歩くのに不安を感じるようになってきた。
または一生自分の足で歩き続けたい、というようなお話をたくさんいただくようになってきました。
皆さんもご存知の通り、流行のウイルスによる外出自粛による影響で、多くの人の歩く力が弱くなってきました。
ですので、今回のご紹介する方法を世の中の多くの方に知っていただき、生涯歩いて、
そして健康寿命を延ばしていただきたいなと思っています。
歩くという事はどんなお薬よりもどんな健康法よりも本当に大事なことです。
分かっているけれど、現状歩くのが辛くてなかなか歩くことが出来ない、そういう方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回はご自宅でも今すぐに簡単にできる方法をお伝えします。
~歩くために一番必要な筋肉は~
どの筋肉も大事ですが、その中でも中殿筋と言われる筋肉です。
中殿筋はお尻の横に付いている筋肉です。
中殿筋ですが、歩いている時に骨盤を平行に保つ働き・体幹の軸を真っ直ぐに安定させる役割があります。
骨盤を平行に保てる結果、足を大きく前に踏み出すことが出来ますが、骨盤を平行にして歩けないと
足を前に踏み出すことも出来ません。
骨盤を平行に保つということは、足を上げたときに通常であれば骨盤は平行です。
中殿筋が働くことで平行に保っています。
もし中殿筋がなくなると、上げている足の方の骨盤が下がります。
骨盤を持ち上げているのが中殿筋の収縮力です。
中殿筋が働かなると反対側の骨盤が下がってしまいます。
足を踏み出した時に骨盤が下がるので踏み出した足が早く着地してしまいます。
その結果つまづいてしまうだけでなく、歩幅を広く保つことが出来ません。
なので歩幅が狭くなってしまいます。
中殿筋が弱くなると、体幹を真っ直ぐに安定させることが出来なくなります。
なぜなら骨盤が左右に揺れるような感じになり、体幹も左右に揺れるようになります。
歩幅を保った歩き方、真っすぐ安定した歩き方、足をしっかり前に踏み出す歩き方をする為に中殿筋は大切です。
中殿筋のトレーニングは下記の動画でご紹介しておりますので、よろしければご覧ください!
最後に
いかがだったでしょうか。
今回は歩くために特に大事な中殿筋のトレーニングをお伝えさせて頂きました。
もちろんこれを1日2日やったからといって、しっかり歩けるようになる訳ではないです。
これをしっかり2週間3週間、1ヶ月2ヶ月と繰り返していくことで少しずつ歩く能力というのが高まっていきます。
少しずつ足腰に自信が出てきたなと思ったら普段から歩いている距離を伸ばしてみたり、
外出する機会を増やしたりとかそういう風にどんどんと動くことを増やしていってもらえると嬉しいです。
今回の動画が少しでもたくさんの方の目に触れて、こういったトレーニングをして生涯歩くための1つの方法、
トレーニングとして覚えておいていただけると幸いです。
(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)