うまく歩けない人の特徴と「早歩き」「ゆっくり歩き」の違いは?

皆さんこんにちは。

もり鍼灸整骨院 院長の森です。

今回は、よくいただくご質問である「早歩きとゆっくり歩き、どちらが良いのか」についてお答えしていきたいと思います。

具体的には、「早歩きをした方が良いのか、ゆっくり歩きをした方が良いのか、私はどうすれば良いのか」と思われる方に参考にしていただける内容です。

 

早歩きとゆっくり歩き、それぞれのメリットとデメリット

前提として、早歩きが良いのか、ゆっくり歩きが良いのかということですが、こちらはどちらもメリットとデメリットがあります。

当たり前の話かもしれませんが、それぞれのメリット・デメリットについてお話ししていきます。

 

早歩きのメリット

早歩きの最大のメリットは、トレーニングになるということです。

早歩きをすることで使う筋肉も増えますし、可動域も広がります。

その分、筋肉にかかる負荷も大きくなるので、より体を強くしていくトレーニングとして効果的です。

 

早歩きのデメリット

一方で、早歩きをすると負荷が大きくなるため、体にトラブルのある方(例えば足が痛い、膝が痛いなど)は、痛みを増幅させる恐れもあります。

これはデメリットと言えるでしょう。

ゆっくり歩きのメリット

ゆっくり歩くと、身体が安定しやすくなります

不安定になりにくいので、歩くことに不安を感じている方や高齢の方、体調に自信がない方は、一歩一歩ゆっくり歩いて安全に歩く方が良いでしょう。

 

ゆっくり歩きのデメリット

早歩きと逆で、トレーニング的な要素としては不十分になってしまうことです。

自分の運動機能を向上させたい場合(例えば山登りに行きたい、少し遠くに外出したいなど)のトレーニングとしては、ゆっくり歩くよりも、自分の通常のペースよりやや早く歩く方が機能向上につながる可能性があります

 

今回の内容は、早歩きを推奨しているわけではありません

これだけは理解していただきたいと思います。

個人的には、あまり早歩きを勧めていません

なぜなら、歩く動作は基本的にエネルギーの消費をなるべく少なくしたいものだからです。

エネルギー消費を少なくすることで、人間はより長く歩くことができます。

そのため、普段の歩き方は何も意識せずに楽にゆっくり歩いても全く問題ありません。

 

あくまでも、何かにチャレンジしたい、より運動能力を向上させたいと思う方が、トレーニングとして早歩きを取り入れたい場合(例えば10分か20分程度、早歩きで体を鍛えたい)の内容だと思ってください。

つまり、トレーニングとして早歩きをしても良いのかどうか迷っている方が参考にしていただくのが今回の内容です。

 

 

早歩きをしても問題ない人の特徴

それでは、どのような人が早歩きをしても問題ないのかについてお話しします。

結論から言うと、「片足立ちをしっかりできるかどうか」がポイントです。

これが非常に重要なのです。

なぜなら、歩く動作というのは片足立ちの連続だからです。

これはシンプルですが、非常に重要なキーワードです。

片足立ちが安定するからこそ、しっかりと歩行ができますし、歩幅を広げることも可能になります。

そのため、片足立ちがしっかりできる人は、早歩きや少し歩幅を広げて歩いても問題ありません

 

 

 

片足立ちのテスト方法

では具体的に、どのような片足立ちができれば良いのかをご説明します。

初めて試される方は、壁がある場所で行ってください。いきなりバランスを崩して転倒してしまうことがないよう、周囲の状況に配慮して、十分気をつけてください。

 

片足立ちは以下のように行います。

両手を組む

片足を前に上げる(ただし少し浮かせるだけではなく、ひざを曲げて少し高めに上げる)

この状態でゆっくり5秒数える

このように5秒間片足立ちができる方は、早歩きをしても特に大きなトラブルにつながりにくいでしょう。

 

片足立ちの際の注意点

片足立ちをする際の注意点として、以下のことに気をつけてください。

足を上げた側のお尻が下に下がらないこと

立っている側の足のお尻が横に動かないこと

体が傾いたり、横に倒れたり、後ろにのけぞったりせず、真っすぐに保てること

 

これらの代償動作が出ているということは、歩く時にも代償動作が出ている可能性が高いです。

そのような方は、大股で歩いたり早歩きをしたりするとトラブルにつながりやすいでしょう。

あくまでも、片足で立ったときに真っすぐそのまますっと足を上げられるか体が傾かず、お尻が下がったり反対の骨盤が横に動いたりせず、真っすぐとした状態でゆっくり5秒数えられるかどうかがポイントです。

横から見ても、体が反り返ったり前かがみになったりせず、そのままの姿勢でしっかりキープできるかどうかが重要になります。

 

もう一度言いますが、歩行は片足立ちの連続です。

そのため、歩行のためのトレーニングも片足立ちのトレーニングが効果的です。

過去に紹介しているYouTube動画もありますので、是非ご覧ください。

片足立ちがうまくできない方は、こちらの動画を見て片足立ちの能力を高めてから、早歩きにチャレンジしてみることをお勧めします。

 

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は「早く歩く方が良いのか、ゆっくり歩く方が良いのか、また自分はどうしたら良いのか」という質問に対してお答えさせていただきました。

歩行に不安を感じている方は、今回の内容を参考にしていただければ幸いです。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

YouTube動画では、今回ご紹介した片足立ちのテスト方法をより詳しく解説していますので、ぜひご視聴ください。

 

ご予約はこちらから

(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)

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