こんにちは!
京都市北区 北野白梅町 円町近く もり鍼灸整骨院の森です(*^^*)
ママさんバレーをされているのですが、膝が痛くて思うようにプレーが出来ないとお困りでした。
病院では「半月板損傷」と診断されたそうです。
(※水色の所が半月板)
ひざの痛みはあるものの、何とかプレーはできる状態。
痛みを我慢しながら騙し騙しプレーを続けていたそうですが、最近は膝をかばうためか肩の痛みも出てきて、これはきちんと治療しなければと思い、当院にご来院くださいました。
整形外科では痛みが続くようなら手術と言われ、ご本人さんも半月板を損傷しているから「この膝の痛みは治らないだろ」と思われていたようです。
このようにスポーツをされているに多いのが半月板の損傷による膝の痛みです。
半月板損傷と診断された方の多くが「手術しなければ治らない」と思われていますし、ドクターからもそのような説明を受けることがあるでしょう。
ところが実際には手術をしなくてもよくなるケースもたくさんあります。
本当に半月板が膝の痛みを出しているのか?
半月板の損傷による膝の痛みだと思われているものが、実は「半月板は関係ない」場合があります。
これは半月板自体に損傷を起こしていても、膝まわりの筋肉や靭帯に負担がかからなければ痛みが出ないケースがあるからです。
医学的に半月板は痛みを感じにくい組織です。ですのでよっぽど損傷が酷くない限りは半月板自体が痛みを出すことはありません。
逆に半月板の損傷が軽くてもその半月板をかばうように、周りの筋肉や靭帯に負担がかかると、筋肉や靭帯が強い痛みを発することがあります。
この患者さんも、確かに半月板の損傷はあるようでしたが、実際に痛みを引き起しているのは筋肉や靭帯でした。
これは半月板にストレスをかける疼痛誘発テストをしてみたり、膝の腫れ具合、半月板の圧痛などから判断できます。
膝の痛みの本当の原因は?
さらに詳しくお体を診させていただくと、股関節と足首の動きが悪く、それが原因で膝に負担がかかっていることがわかりました。
膝関節は膝の上下の関節である足首と股関節の影響を受けます。
このことから私は股関節や足首にアプローチして膝に負担がかからないようにお体のバランスを調整しました。
そうして治療を重ねるごとにひざの痛みはだんだんよくなってきて、最近はチームメートに動きが良くなった、と褒めらるまで回復しました。
ただ半月板自体の損傷が治ったわけではありませんので、今後も定期的なケアは欠かせません。逆に言うと定期的なケアで良い状態を維持できれば今後も手術になる恐れはないということです。
ご本人さんも治らないと思っていた膝の痛みなだけにとても喜んでいただけました。
お力になれて本当に良かったです!これからも全力でバレーを楽しんでくださいね!
・スポーツで膝を痛めてしまった
・膝の痛みのために思うようにプレーが出来ない
・膝の手術をしたのに痛みが出る
このような方はあきらめる前に、手術をされる前にぜひ一度当院にご相談ください。みなさまがもう一度全力で頑張れるように、私も全力でサポートさせていただきます。
ご質問やお問い合わせはLINEでも承っております。
お悩みの方はぜひご相談ください。
(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)