五十肩(四十肩)の「間違った治療」と「正しい治療」

こんにちは!
京都市北区 北野白梅町 円町近く もり鍼灸整骨院の森です(*^_^*)

最近は暑くなったり寒くなったりで体の不調を感じている方も多いのではないでしょうか?
特に朝方は冷えるようになってきたので、毛布を使ったり長袖を着るなどして体を冷やさないように気をつけましょう!

さて、今回は五十肩の治療について説明させていただきます。
五十肩は治療の方法を間違えると治るのにとても時間がかかります。
五十肩の治療で一番大切なことは、痛めた初期にいかに適切な処置、治療ができるかということです。

ちょうど先日京都市伏見区から五十肩の痛みでお悩みの患者さんがお越しになり、とても良くなって喜んでいただけたので、症例を元に五十肩の治療について解説させていただきます。

肩の痛み、五十肩でお悩みの方にはすごく参考になると思いますのでぜひ最後までご覧ください。

ご来院されたのは80歳を超える女性の患者さん。数か月前から肩が痛くて、最近は痛みはましだが肩が全然上がらないとお困りでした。
初診時の状態はこのような感じです。

これでは日常生活にとても困るでしょうね。
病院に受診されていたようですが、「歳だから」とか「治るまで時間がかかるけど様子をみていくしかない」と言われ、特別な治療は特に行われなかったようです。
本人さんも、それなら仕方ないとあきらめていたようですが、友人から当院のことを聞いてわざわざ遠方から当院に来られました。

詳しくは後で説明しますが、治療後にはここまで肩が上がるようになりました。

これには患者さんも大変驚かれていらっしゃいました。
なにせ、3か月以上もまともに上がらなかった肩が、10分程度の治療で上がるようになったわけですからね。

実は、この患者さんのようになかなか良くならない五十肩でも適切な治療を行えば、大幅に改善されるケースもあります。
これだけの変化が現れたのにはもちろんきちんとした理由があります。

その理由の1つは幸いにも、マッサージやりリハビリなどの治療を受けられてこなかったということ。

そしてもう一つは拘縮はきつくなく、肩が上らない原因が「筋肉の働きが弱くなったいたこと」にあったからです。

これらを詳しく説明する前にまずは五十肩について説明させていただきます。

五十肩(四十肩)とは?

五十肩とは、正式には「肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)」といわれる、肩の炎症性の疾患です。
炎症の起こる部分は、肩のインナーマッスルや靭帯、関節包といわれる所だと言われています。

原因は「加齢に伴い筋肉や関節が脆弱化(簡単に言うと弱く脆くなった状態)し次第に炎症を引き起こしてしまう」このように考えられています。

初期症状は、肩の違和感に始まり、次第に安静にしていても痛みを引き起こし、症状がきつい方は夜寝ているだけでも肩が痛くなることもあります。
同時に肩の拘縮(関節が固まり腕が上がらなくなる)が始まります。
中期から後期になるにつれて痛みは引いてきますが、拘縮は治らないか、もっとひどくなるケースが多いです。

間違った五十肩の治療

五十肩と診断された方の多くが、マッサージやリハビリなどの治療を受けます。
これは固まった筋肉や関節を柔らかくしていこうという目的で行われます。
やり方は治療院や病院により様々でしょうが、多くの場合大なり小なり痛みを伴います。

実はこれが間違った治療なのです。

「固まった筋肉や関節を柔らかく」という考えのもと刺激させた筋肉や関節は、一時的に血行が良くなりますので動きやすくなります。
しかし実際に炎症が引いたわけではなく、かえって炎症を悪化させたり長引かせたりします。
治療を受けたすぐは動きやすくなったけど、翌日にはもとに戻ったり、治療前よりも動きにくい、痛みがある、このような経験をされた五十肩の方も多いのではないでしょうか?

「固まった筋肉や関節を柔らかく」という考え方は一見良い考えのように思いますが、炎症を起こしている時期に筋肉や関節を刺激していくと炎症がなひどくなる恐れがあります。

正しい五十肩の治療

五十肩治療でもっとも大切なことは、炎症を起こしている時期は出来る限り安静にするということです。
マッサージやリハビリを受けるのは炎症が引いてから、具体的にいうと「安静時痛」じっとしているときの痛みや「夜間痛」夜寝ているときの痛みがなくなってからです。

当院では炎症を引き起こしている時期からでも行える、とても低刺激の整体をおこないます。それにより回復の時期をグッと短縮することが可能です。

長期間肩を動かさないでいると筋肉が働かなくなる

今回ご来院くださった患者さんは、幸いなことにマッサージやリハビリを受けていなかったので、炎症は引いていました。
炎症が最小限に抑えられたこともあり拘縮も少ないのですが、長いこと肩を動かさずにいたので、肩の筋肉の機能が落ちて力が入らなくなっていました。
「硬いから動かないのではなく、力が入らないから動かない」という感じです。

このような患者さんには、筋肉の機能を高めるために「神経筋促通法(神経筋無痛療法)」という治療を用います。
これは働きの悪くなった筋肉を正常の状態に戻すことで、痛みや関節の動きを改善するものです。
この治療により今回ご来院された患者さんの方は動くようになりました。

五十肩の治療を行う際は正しい知識と、正しい治療が欠かせません。
きちんとした治療を行えば、数週間から長くても3~4か月ほどで完全に良くなる場合がほとんどです。

治療しても半年や一年以上長引く五十肩は治療の方法が間違っている可能性があります。
ご高齢の方でも歳だから仕方ないとあきらめないでください。
なかなか良くならなくてお困りの方もしっかりと治療を行えば早く良くなる可能性は十分にあります。

もしもあなたがマッサージやリハビリなどの治療を受けてもなかなか良くならない場合は当院にご相談いただければと思います。
もしも肩の痛みが出始めたところでしたらなるべく早めに当院にお越しください。
きっとみなさまのお役に立てると思います(*^_^*)

ご質問やお問い合わせはLINEでも承っております。

 

お悩みの方はぜひご相談ください。

 

(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)

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