皆さんこんにちは。
京都市北区 円町近くにあります もり鍼灸整骨院院長の森です。
今回のブログのテーマはぎっくり腰をなるべく早く改善する方法です。
季節の変わり目や、寒くなる季節はぎっくり腰が多発します。
特に京都のような寒さの厳しい地域では、血管が縮こまり思うように体が回復しないのがぎっくり腰の一つの要因であると考えられます。
ぎっくり腰は一度発症すると長引くもとも少なくありません。
治療家の立場から言わせていただくと、はじめに行う処置がとても大切です。
実際に長らく放置していた、もしくは適切な処置ができなかったがために仕事ができなくなったり、掃除機をかけることすらできなくなっったり、中には腰痛を放置していたために手術をせざる得ない方もいらっしゃいました。
そこで今回は、「病院に行ってもアドバイスを受けれなかった」、「早く治すために何をすればよいのかわからない。」
という方々に向けて、ぎっくり腰を早く改善させるための方法をお伝えします。
ぎっくり腰を改善する5つのポイント
①ぎっくり腰でも安静にしすぎない
安静にしすぎるとかえって腰痛を長引かせる恐れがあります。ですので、日常生活の動作はできるだけ維持しましょう。
仕事に行かれている方はできる限り仕事をされた方が良いですし、学校に行かれている方は学校にいきましょう。
家事、育児をされている方は家事育児を無理のない範囲でされる方が良いということです。
痛くて動けないくらいの場合は、ある程度動けるまでは安静にすべきですが、無理のない範囲で動く方が回復が早くなると様々な研究からも証明されています。
②腰痛は温めることが大切
腰痛、ぎっくり腰は炎症が起きているので冷やした方が良いのではないかと思われるかもしれませんが、
腰痛を治すには血流を良くすることが大切です。お風呂やシャワーで体を温めてあげるようにしましょう。
特にこれから寒くなる季節、冬は注意が必要です。
例えば腹巻をしたり、カイロで温めるなどしても良いかもしれないですね。
③水分をしっかりとると腰痛が早く改善する
水分不足から筋肉が硬くなって腰痛を引き起こすこともあります。
こむら返りも水分不足からくるものです。
筋肉は水分が不足すると、脱水症状に陥りけいれんしたり、硬くなったりします。
水分、ミネラルをこまめに取るように心がけましょう。
④長時間同じ姿勢は腰痛を悪化させる
特に長時間座りっぱなしになったり、就寝以外で長時間横になったりするのは避けましょう。
筋肉は動かすことによりポンプ作業でやわらかくなっていくので、同じ姿勢で長時間いると筋肉は固まってしまいます。
長時間同じ姿勢を取らないといけない方、そうなってしまう方は、1時間に1回姿勢を変える、
1時間に1回、2~3分歩くなどしてこまめに動くことを心がけましょう。
⑤ぎっくり腰にマッサージや無理なストレッチは注意
マッサージやストレッチも良かれと思ってやられる方もいらっしゃるかと思います。
これらの対処では炎症を起こしている筋肉を余計に痛めてしまうことがあります。これにより痛みが引かず長引くケースも非常に多いです。
そうすると慢性的な痛みになってしまう場合もあります。
ぎっくり腰の場合は、無理に筋肉を押したり伸ばしたりする治療ではなく、筋肉へのダメージの少ない鍼灸治療や、体のゆがみを整えてお身体の回復を早くする整体などがお勧めです。
ぎっくり腰は正しい対処を早く行うことが大切です
この5つのポイントを守っていただくだけでも、ぎっくり腰は早く改善していきます。
しばらくはこの5つのポイントを守っていただいて、ある程度改善、回復してきたらストレッチや軽度な運動をして回復を早めましょう。
どうしても痛みがひどくて動けないという方は、腰の痛みが強い方への無理なく行えるストレッチ動画(こちらをクリック)を参考になってください。
当院でもぎっくり腰のご相談を受け付けておりますのでお困りの方はお早めにご相談くださいね。
今回の内容も動画で分かりやすく解説しております。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
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(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)