足がしびれて痛い、、モートン病を改善するための簡単ストレッチ。

皆さんこんにちは。

京都市北区 円町近くにあります もり鍼灸整骨院 院長の森です。

今回も皆様の健康のお役に立つ情報をお伝えします。

今回のテーマはモートン病についてです。

足の裏の痛み、足の指先の痛みやしびれにお悩みの方はいらっしゃいませんか?

その症状、もしかするとモートン病という神経の病気かもしれません。

モートン病は、足の3,4番目の足の指もしくはその裏側に痛みやしびれを感じることが多いです。

モートン病は治りにくい症状の1つと言われていて、病院に行っても治るまでにすごく長く時間がかかるとか

特別な治療はないと言われ、あきらめていらっしゃる方も少なくないのではないでしょうか。

しかし、モートン病であっても正しく対処を行って原因に対するアプローチを行うことで

その症状を改善、治していくことが可能です。

以前にも動画でストレッチをご紹介しましたが、今回はそれとまた違う簡単で効果的なストレッチをお伝えします。ぜひご参考になさって下さい。

モートン病はなぜ起こるの?その原因とは

足の裏を通って3,4番目の足の指あたりに伸びてゆく、総足底神経(そうそくていしんけい)という神経があります。

この神経は筋肉や靱帯のトンネルを通っていて、その中で圧迫されたり過剰に引き伸ばされると

神経が炎症を起こしたり傷ついて痛みが出てしまいます。

モートン病は痛いところをマッサージすれば良いの?

実は、足の指や付け根が痛いからと言ってその場所をマッサージしたり、揉んだりしても良くならないのがモートン病の特徴です。

この痛い部分をマッサージしたり揉んだりすれば良いのではないかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、大元の要因は痛む場所とは別のところにある場合が多いです。

というのも、神経はもっと根元から繋がっています。

神経は、腰、坐骨神経、脛骨神経、総足底神経と名前を変えながら足の指まで繋がっているんです。

ということは、その大元の神経のどこかで起きたトラブルが、末端の神経の痛みを引き起こすんです。

神経の中でも脛骨神経(けいこつしんけい)はくるぶしの内側を通るトラブルを引き起こしやすい神経です。

先ほどご紹介させていただいたように、総足底神経が圧迫されたり引っ張られるのが原因なのですが、

ではなぜ脛骨神経が引っ張られるのかおわかりでしょうか?

それは、足首のねじれというものが深く関係してきます。

モートン病は「足のねじれ」を治療しよう

モートン病の方は、立っている時にかかとが外側にずれ、脚が内側に見えていることが多いんです。

この足を過回内足(かかいないそく)といいます。

かかとが外側にずれることで。足が内側に引っ張られてしまいます。

そして脛骨神経が引っ張られているので、結果的に足の先まで神経は引っ張られているんです。

こういった方は神経が脆くなるので、ちょっとした刺激でも痛みを感じることが多くなります。

モートン病を治すには足首のねじれを治すことがとても重要なんです。

モートン病改善!足首のねじれを治すストレッチ

 

1つめ

まずは、足を地面に着けた状態でつま先を乗せれるくらいの高さの台を用意します。

分厚い本やタオルを使ってやってみて下さいね。

かかとを地面に着け、足の前半分をその台にのせます。

高さはご自身の足に合わせて下さい。

この時に膝とつま先の方向はしっかりそろえましょう。

そして、膝はしっかり伸ばしておきましょう。曲がってしまうとストレッチの効果が半減します。

この状態で、足の前の方に体重をかけていくと、ふくらはぎが伸びてゆくのを感じられると思います。

足首がねじれている方は膝が内側に入ってしまったり、指先が外側を向きやすいです。

必ずまっすぐなことを確認してストレッチを行うようにしてください。

15秒~20秒左右このストレッチを行いましょう。

少なくとも3セットずつ行うと、効果が表れるのではないかと思います。

足首がねじれている方は、脛骨と距骨が平行にならずにうまくかみ合いません。

動かしにくくなり、痛みが出る原因とも言えます。

このストレッチを行うことで、このねじれたラインが整い、骨のラインがまっすぐになることで

足首をスムーズに動かすことができるようになります。

2つめ

次はつま先立ちの運動です。かかとをまっすぐ上げてつま先立ちになるというものです。

この時に過回内足になっている方は、つま先立ちをしたときに外側にぐにゃっと足が広がる形になってしまうことがあります。

そうならないよう、立っている時の足首、かかとの位置と同じ位置でつま先立ちをするよう心がけましょう。

バランスを崩してしまいそうな方は、壁などをもってやってみて下さいね。

5秒つま先立ち、おろす、を数回繰り返します。

足首がねじれている方は腓骨筋という膝から下の外側の筋肉が使えていません。

この運動で腓骨筋を鍛えることで足首のねじれを補正し、モートン病改善につなげることができます。

いかがでしたか?この2つの運動・ストレッチはとても簡単で効果的ですのでぜひお試しくださいね!

モートン病改善には、たくさんの方法があります。

今回ご紹介させていただいた方法以外にも、例えば靱帯や筋肉のトンネルの圧迫を解除してあげる方法なども有効です。

そしてこちらは以前にもご紹介していますので、ぜひこちらもご覧になってください。

今回ご紹介したモートン病のセルフケア術も動画でご紹介していますので、ぜひ参考になさって下さい。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。


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お悩みの方はぜひご相談ください。

(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)

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