皆さんこんにちは。
京都市北区にあります もり鍼灸整骨院 院長の森と申します。
今回のテーマは首の寝違い、首の痛みを改善するストレッチ方法です。
季節の変わり目や気温差があると自律神経が乱れ、痛みを引き起こすケースが増えるということをご存知でしょうか。
その中でも寝違いやぎっくり腰は辛い症状の一つで、寝違いを起こすと仕事や子育てに影響を及ぼしてしまうこともあります。
放置していてもなかなか良くならない、なんてことにもなりかねません。
そこで今回は少しでも早く首の痛みを改善するストレッチをお伝えします。
目次
寝違いでマッサージやストレッチをするのは絶対にダメ
寝違いとは筋肉が炎症をおこしている状態です。
なのでむやみにマッサージやストレッチをするのは絶対にダメ。
そうするとかえって症状長引いて痛みが治りにくくなることも、、
そういう対処をして痛みが長引いて治療に来られるケースが多くあります。
寝違いの首の痛みが早く良くなる方法
ポイントは首ではなく肩甲骨。
というのも首の筋肉はほとんどの場合、肩甲骨や鎖骨についてくるもの。
なので首の筋肉を直接動かさなくても肩回りの関節を動かす事によって首の痛みを和らげることができるんです。
この方法は簡単かつ効果的なので是非お試しください。
寝違いの痛みを治すストレッチ方法
まずは首の動き、可動域をチェックしましょう!
首を左右に動かし痛い方やどのくらい動くのかを確認します。
痛みがひどい方は動かす必要はありません。
用意するもの:背もたれがある椅子、高めの机や台
体は正面で真後ろに腕を伸ばし台に指先を置きます。このとき指は伸ばしてください。(前腕に繋がる筋肉を緩める)
指先を置くことで前腕から肩、首に繋がっている筋肉を緩めることができます。
この体勢のまま、脱力し力を抜いて15秒から20秒キープします。
次に痛みのある方にゆっくり首を動かし同じように15秒から20秒キープします。
すると先ほどよりも動きやすくなっている方が多いと思います。
無理のない範囲で動くところで止め、その状態で15秒から20秒キープします。
くれぐれも痛みのない範囲で行ってください。
ストレッチが終わったらもう一度首の動きをチェックしてください。上手くいけば首の痛みや可動域は改善されています。
これはなぜかというと首から腕に筋膜の繋がりがあるからです。なので指先から伸ばすことで首の筋肉が緩んでいきます。
動画でもご覧になれます
コルセットをしている方や首が全く動かせない方は動きなしのストレッチを2~3日行ってみてください。
こういったストレッチを行っても良くならない方は、首の歪みや体のバランスの崩れが原因の場合もありますので、治療することをお勧めします。
また首の痛みだけではなく頭痛や手の痺れがある場合の方は病院にご相談ください。
当院でも寝違いの治療を行っておりますので是非ご相談ください。
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お悩みの方はぜひご相談ください。
(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)