これだけ知っておけば心配なし!腰椎椎間板ヘルニアを早く治すための正しい対処法

皆さんこんにちは。

京都市北区にあります もり鍼灸整骨院 院長の森と申します。

今回は「腰椎椎間板ヘルニア」について書かせていただきます。

病院で腰椎椎間板ヘルニアと診断されて、薬をもらったり、湿布をもらったり、中には注射をしてもらうこともあるでしょう。

そうは言っても痛いのが椎間板ヘルニアです。

この痛みがずっと続くのかな?もっと良くなる方法はないのかな?と不安に思いネットで調べてストレッチや体操を試してみる方もいるのではないでしょうか。

ところが痛みが改善しないばかりか、かえってひどくなる、なんてケースもよく耳にします。

そこで今回は、これまでの治療の経験からわかってきた「椎間板ヘルニアの痛みをより早く治すコツ」をお伝えします。

椎間板ヘルニアは治る病気

前提として椎間板ヘルニアは9割の方が自然に良くなります。

その期間はおよそ3か月から半年以内。

一生付き合う病気ではないんですね。

ところが中には長らく椎間板ヘルニアに悩んでいる方もいます。

実は、そのような方はヘルニア自体は治っているものの、ヘルニアになったときに崩れた体のバランスが原因で二次的な腰痛を引き起こしています。

ヘルニアの初期に適切な対処が取れれば、このような二次的な腰痛になりにくいです。

知っていただきたいポイントが5つありますので、それぞれ解説します。

椎間板ヘルニアでコルセットはすべきか

初期の急性の痛みが出ている場合はコルセットをしたほうが良いと思います。

じっとしていても、寝ていても感じるような痛みのときですね。

長く続いても2週間くらいかと思いますが、この期間は動かすと痛いので、腰の動きを制限したほうが炎症も早く治まります。

ちなみに慢性的な腰痛の場合はコルセットは必要ありません

ある程度動かしても大丈夫になったらその時点でコルセットを外してもらえればと思います。

冷やすの?温めるの?

腰痛やぎっくり腰は温めると早く改善されると、様々な研究で証明されています。

一方でヘルニアの方は炎症を起こして痛みが強いときは、冷やした方が良いと考えます。

温めると余計に痛くなるケースがあり、感覚的に脳が「痛い」と感じてしまうと、脳が痛みを覚えて慢性的な腰痛に移行しやすいのかなと思います。

実際に冷やすと気持ちよかったり、楽になったりする方が多いようです。

おもしろいもので痛みが落ち着いてくると、気持ちよさがなくなってきたりします。

冷やすと気持ち良く感じる時期までは冷やして、それ以降は温める、という判断を私はおすすめしています。

痛め止めは飲むべき?

お医者さんから処方されている方は、指示にしっかりと従ってください。

中には痛め止めを飲むと、治りにくくなると考える方もいるかと思います。

そもそも抗炎症剤は痛みを誤魔化すためではなく、炎症を早く治すためのものです。

炎症部位は火事を起こしているのと同じで、火を早く消すほど組織へのダメージは少なくなります。

炎症を早く抑えることにこしたことはないので、痛み止めは飲んだ方がいいです。

ケガも初期に抗炎症薬を飲んだ方が早く良くなるという研究もあります。

ただし慢性の腰痛は炎症を起こしていないので、効果はありません。

ぎっくり腰も同じですね。

ストレッチや運動はするべき?

慢性的な腰痛やぎっくり腰はストレッチをすると体の循環が良くなって早く良くなります。

ですがヘルニアはストレッチや運動をすると、かえって症状が悪くなったり治りにくくなったりすることが多いです。

なので炎症が治るまでは無理をしない方が良いです。

その他の対処と同じように、炎症を起こしているか否かで対処の方法が全く異なります。

炎症が収まるまでは運動を控えて、炎症が引いてきたら少しずつ運動を取り入れれば治りが早くなります。

このタイミングを間違わないように注意しましょう!

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(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)

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