皆さんこんにちは。
京都市北区にあります もり鍼灸整骨院 院長の森と申します。
今回は「ガチガチの足裏をゆるゆるにするツボ押しストレッチ」をご紹介します。
足の裏の痛み、しびれ、外反母趾でお悩みの方にはおすすめのストレッチです。
女性ならではの生理痛、PMS症候群、冷え、頭痛などにも効果的です。
外反母趾、足裏の痛みに効果的なストレッチの目的
このストレッチでは足のアーチを柔らかくすることができます。
足の裏には内側、外側、横の3つのアーチがあり、それぞれクッションの働きをして、足の衝撃を吸収しています。
足のクッションをしっかり使えると足の痛みや、肩こりや腰痛など改善できます。
また足首も柔らかくしていきます。
足首を柔らかくすれば、歩くときの負担も軽減できます。
外反母趾、足裏の痛みに効果的なツボ押しの手順
今回は簡単にできるよう、くるぶしから下のツボだけ行います。
5箇所のツボを紹介しますので、それぞれ10秒から15秒ほど指圧していきましょう。
自分の手の親指を使い、痛いような気持ちの良いような強さで押していきましょう。
照海(しょうかい)
このツボはくるぶしの下のくぼみにあります。
生理痛、更年期障害、アレルギーなどにも効果が期待できます。
公孫(こうそん)
このツボは足の内側の真ん中くらい、アーチが盛り上がっているところの下にあります。
太白(たいはく)
このツボは、足の内側の母指球のしたくらいを触ります。
公孫と太白は胃腸系のトラブルにもよく効くツボです。
湧泉(ゆうせん)
個のツボは足の裏のくぼみにあります。
このツボは婦人科系、腰痛、不眠症にもよく使われるツボです。
八風(はっぷう)
次に足の指と指との間にあるツボを使います。各指の間にあるツボをまとめて八風と呼びます。
手で言う水かきのところです。
このツボは婦人科疾患、足の疲れ、冷え、むくみなどに効果的です。
八風はつまんで数秒ぐりぐりしたり、手の指を挟んで刺激します。
金門(きんもん)
足の外側の骨のくぼみにあるツボです。
このツボは腰痛な治療などでもよく使います。
足臨泣(あしりんきゅう)
小指と薬指の間をなぞると、筋肉の溝がなくなるところにあるツボです。
「泣く」という漢字を使うくらい、押すとすごく痛いことが多いです。
このツボは目の疲れや、めまい、偏頭痛などに効果的です。
すべてのツボを刺激すると、押しているときはジーンとか、ツーンとか痛みを感じますが、終わると足がスッと軽くなります。
またツボを刺激する前と比べると、立っているときに足裏全体で地面を踏めている感覚が出てきます。
足の痛み、外反母趾のお悩みの方はぜひお試しくださいね。
ブログの内容は動画でもご覧いただけます。
ご質問やお問い合わせはLINEでも承っております。
お悩みの方はぜひご相談ください。
(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)