「つまづきやすさ」の原因と改善方法

 

 

 

皆さんこんにちは。

京都市北区にあります もり鍼灸整骨院 院長の森と申します。

 

今回は「足がつまずきやすくなる原因と治療法」というテーマでお話しします。

 

・最近何もないところでつまずくことが多くなって…

・歩いているとなんだかふらふらしてしまう…

・階段で足が上がりにくく感じる…

・昔より歩くのが遅くなってきた…

 

このようなお悩みをお持ちの方には参考になる内容になっています。

 

ぜひ最後までご覧ください。

 

つまづきやすくなる原因とは

 

つまづきやすさを引き起こす主なポイントは以下の2つです。

1 足首が硬くなってい

2 お尻の筋肉が弱くなっている

 

さっこんの外出制限による運動不足から、このようなお体の変化はとても増えてきました。

 

それぞれの理由について説明いたします。

 

 

 

足首が硬くなるとつまづきやすい

 

通常、歩くときの振り出す足の足首の角度は、約90度かそれ以上に上がっています。

 

 

本来であれば無意識に足首を使い指先を上げて、下に擦らないように歩いています。

 

しかし足首が硬い人は90度以上曲げることができないので、”底屈”という足首が下がったような状態になります。

 

 

つまり無意識のうちに足首を上げようとしても上がらず、指先が地面に引っかかって、つまずいてしまいます。

 

体が思っているよりも足首が上がっていないということです。

 

 

 

お尻の筋肉が弱くなるとつまづきやすい

 

お尻の筋肉は歩く上で最も大切な筋肉です。

 

歩行は片足立ちの連続。

 

右足から左足また右足に体重が乘り、それを繰り返して歩いています。

 

片足を上げた時にも、お尻の筋肉のおかげで骨盤は平行に保たれています。

 

 

ところがお尻の筋肉が弱いと、骨盤が傾いてしまいます。(支えている足と反対側の骨盤が下がる)

 

 

つまり骨盤が下がると足も下がるのでつまづきやすいというわけです。

 

「つまずきやすいな」と感じている方は足首を柔らかくすること、お尻を鍛えることを意識しましょう。

 

これからご紹介するストレッチやトレーニングを是非お試しくださいね!

 

足首を柔らかくするストレッチ

 

①辞書、雑誌やタオルなど、厚みのある台になるものを用意します。

 

②この台に足先半分を乗せます。かかとは地面に着けておきます。

 

 

注意:膝はしっかりと伸ばす事を心がけましょう。

 

③この姿勢のまま前に体重をかけていきます。後ろの足は支えている程度です。

 

膝をしっかり伸ばしていると、ふくらはぎが伸びるのを感じます。

 

ご自身の足の形をチェックしていただくと分かりますが、足首が上に上がる姿勢になっています。

 

注意:つま先、膝、体も全て正面を向くようにしましょう。

 

腰から足までが真っすぐになるように意識してください。

 

足首が硬い方は台を低くするなど、無理なくストレッチができるように工夫してください。

 

20~30秒 交互に3セットを目安にストレッチを行いましょう。

 

 

お尻を鍛える、メトロノームトレーニング

 

メトロノームの動きを真似したトレーニングです。

 

①体の前で手を合わせて、中心軸を意識します。

 

 

②この姿勢のまま、左右にゆっくり体重移動をくり返します。

 


ゆっくり動かすほど負荷がかかり、お尻の筋肉が鍛えられます。

 

注意:上半身だけを動かしたり、膝を曲げたりしないように気をつけましょう。

 

頭のてっぺんから足裏まで、体に軸が真っすぐ通っているイメージです。

 

お尻の筋肉がだるくなってくるのが正解のサインです。

 

10回を目安にこのメトロノームトレーニングを行いましょう。

 

 

最後に

 

今回は、いつまでも元気に歩くためにとても大切な方法をご紹介しました。

 

「最近よくつまづくなぁ」「歩きにくいなぁ」とお悩みでしたらぜひご紹介した方法をお試しください。

 

ストレッチや運動の方法がわかりにくいという方は、動画でも解説していますので、ぜひご覧になってくださいね。

 

当院ではLINEによるご相談も承っています。

 

お悩みの方はぜひご相談、もしくはご来院いただければと思います。

(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です