皆さんこんにちは。
京都市北区にあります、もり鍼灸整骨院院長の森です。
今回は「子供の外反母趾」についてお話しします。
うちの子、足がくの字に曲がっている気がする、、、とお子様の足を見て気になる方もいらっしゃるかもしれません。
当院にも、お子さんの外反母趾に関するご相談を多くいただきます。
小学生や中学生などの低年齢のお子様からのご相談も少なくありません。
実は、子供のころから生活習慣や癖を改善することで、外反母趾をの改善や予防をすることができます。
これを知らずに生活していると、外反母趾が悪化してしまう事もあります。
ぜひお子様が外反母趾なのではないか?と心配されている方はご覧ください。
目次
子どもの外反母趾の原因は?
結論から申しますと、子供の外反母趾の原因は姿勢と靴の問題にあります。
1,子供の外反母趾の原因「靴」
足に合わない靴を履いているケースが多いです。
特に大きすぎる靴を履いている場合に注意が必要です。
子どもの足は成長が早いので、ぴったりの靴を買うとすぐに足が大きくなり合わなくなってしまうことが多いですよね。
大きい靴を買って、靴を変える頻度を減らしている方も多いのではないでしょうか。
ところがこのように大きい靴を履いていると、靴の中で足が動いてしまい、不安定になってしまいます。
足が不安定になると、足の靱帯やアーチが緩み、偏平足や足の横アーチの低下といった、
外反母趾の原因となる足の機能異常をきたします。
靴はただでさえ、そこまで人に必要のないものなんです。
人の足というのは素足で歩くためにその機能構造が作られています。
靴を履いていると、足の元々備わっている機能を使わずに歩くことがでてしまいます。
例えば足の土踏まずのアーチは、足に加わる衝撃を吸収するためにあります。
しかし、靴を履いていると衝撃を靴が吸収するので、足のアーチの機能を使わなくてよくなります。
すると、どんどん本来必要な足のアーチが崩れて、最終的に外反母趾になってしまいます。
とはいえ、靴を履かない訳にはいきません。
少なくとも靴を履くときには、足にフィットした足の機能を損なわない靴を履いてください。
どのような靴がフィットしている靴なのか分からないという方は、靴の選び方の動画をこちらからご覧ください↓
2,子供の外反母趾の原因「姿勢」
骨盤が後傾して背中が丸くなってしまう猫背姿勢が原因で外反母趾になってしまうことがあります。
このような猫背姿勢になってしまうとかかと重心になりやすく、指先に力が入らずに浮指になってしまいます。
浮指は足のアーチを低下させ、外反母趾になります。
小さいときからこのような猫背姿勢を続けることで、足の機能が低下し外反母趾になっているケースもよくみかけます。
この姿勢を改善することが、子供にとってとても重要です。
外反母趾を予防する姿勢改善の方法
良い姿勢を覚えることができれば、大人になってからの腰痛や肩こりでさえ改善できます。
非常に有益な方法なので、お子様と一緒に是非お試しください。
姿勢改善の方法はこちらです↓
最後に
子供の外反母趾でお悩みの方は、是非お子さんと一緒にこの姿勢改善を行ってみてくださいね。
当院の外反母趾の治療について↓
(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)