ストレートネックの症状と治し方。改善するストレッチのコツは「肩甲骨を下げる」

 

 

 

みなさんこんにちは。

京都市北区 北野白梅町 円町 近くにあります もり鍼灸整骨院の森です。

 

この度は、ストレートネックの改善方法についてお話しさせていただきます。

 

ストレートネックとは?

 

背骨は首(頚椎)、背中(胸椎)、腰(腰椎)からなり、それぞれ首=前弯、背中=後弯、腰=前弯という緩やかな曲線を描いています。

 

この前弯しているはずの首の骨がまっすぐになったものをストレートネックと言います。

 

 

この弯曲はクッションの役目を果たし、関節や筋肉の負担を減らしています。

 

逆にこの構造が破綻すると関節や筋肉に負担が掛かってしまうのです。

 

ストレートネックはこんな姿勢

 

実際のストレートネックはこのような見た目です。

 

 

首の骨が真っ直ぐになって、顔だけ前にむけると、このような姿勢になります。

 

ストレートというとまっすぐ上に伸びるのでは?と勘違いされやすいですが、胸椎から真っ直ぐに頚椎を伸ばすと、このような姿勢になります。

 

ストレートネックの症状は

 

一番は「肩こり」や「首こり」です。

 

またはそれに付随して「頭痛」や「手のしびれ」などを引き起こすこともあります。

 

さらに、首にある自律神経にまで影響を及ぼすと、「めまい」や「ふらつき感」などの症状がでることも。

 

ストレートネックの原因は?

 

原因の一つはスマホやパソコンを見るときの姿勢のように、顔を下に向けていることが挙げられます。

 

 

ただそれだけでストレートネックになるとは言えません。

 

特に重要なのが、首から下の要因、例えば猫背やスウェーバックの問題です。

 

 

ストレートネックは猫背やスウェーバックの土台があり、そこに下向きの姿勢が相まって起こるものです。

 

これも結果論ですが、ストレートネック人は肩甲骨が上がっている、という特徴があります。

 

ストレートネックの特徴「肩甲骨が上がっている」とは

 

猫背姿勢の肩甲骨は、斜め上に上がっている、という特徴があります。

 

 

長らく肩甲骨が上がった姿勢になっている人は、肩甲骨の動きが凝り固まっています。

 

なので背筋を伸ばすように意識しても肩甲骨が下がらず、猫背やストレートネックを解消することができません。

 

そこで今回は、肩甲骨を下げるストレッチを行い、ストレートネックを解消するストレッチをご紹介します。

 

 

ストレートネック改善!肩甲骨を下げるストレッチ

 

まずは手のひらを正面に向けます。

 

 

この状態から手のひらを外に向けるように肩から捻ります。

 

すると胸が張られるようになり、肩甲骨が後ろに寄ります。

 

その姿勢から地面に伸ばすように腕を引き下げます。

 

 

その際、胸を斜め上に持ち上げるように意識するとより肩甲骨が下がります。

 

 

面白いことにこのストレッチをすると、前に突き出したお尻が後ろに引かれ、腰の弯曲もしっかりと作られます。

 

つまり、肩甲骨のストレッチをするだけで正しい背骨の姿勢になるということです。

 

少しずつ慣れていきましょう

 

慣れない方は腰の筋肉や背中の張り感が出ます。

 

これは普段使っていないほんらい必要な筋肉が刺激されるためです。

 

なので初めは10秒を3セット、1日に1回を目安におこないましょう。

 

3〜4日ほどして慣れてきたら、1日に2回、1週間ほど続けたら1日に3回と数を増やします。

 

さらに慣れてきたら、お仕事中や、家事の合間に取り入れても良いと思います。

 

 

最後に

 

今回は、ストレートネックの原因や症状、治し方、ストレッチなどをご紹介しました。

 

初めはストレッチを行ったその時だけの効果ですが、2週間から1ヶ月ほどすると、ストレートネックの改善が定着します。

 

ただ、猫背やスウェーバックのきつい人はセフケアだけでは改善できない場合もあります。

 

その時はぜひ猫背やスウェーバックも改善できるような整体治療を受けてみてくださいね。

 

もちろん当院でもストレートネックによる肩こりや首こり、その他の症状を治す治療をおこなっております。

 

LINEでご質問も承っておりまそので、気になることがあればぜひお問い合わせてください。

 

(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)

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