腰痛に鍼灸治療って効果あるの?もっと効果的な治療はあるの?

こんにちは!
京都市北区 はりきゅう整体 もり鍼灸整骨院の森です。
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腰痛をお持ちのみなさんは鍼灸治療を受けたことがありますか?

鍼灸治療というと「痛そう」「怖い」というイメージをお持ちの方も多いのでしょうか?

よく患者さんに「何で鍼や灸をすると腰痛がよくなるの?」と聞かれることがあるので

鍼や灸ってどんな効果があるの?腰痛に効果があるの?

ということについてお話しさせていただきます。

鍼(はり)灸(きゅう)とは

まず鍼灸治療についての説明を簡単にさせていただきます。
まず、鍼灸には東洋医学的な考えと、西洋医学的な考えがあることをご理解ください。

東洋医学の考え方

東洋医学では「気・血・津(水)」というものが身体の生命活動を維持しているという考えがあります。
この三つが体の中を滞りなくめぐることで健康な体が維持されるとしています。

この気・血・津液は、体表にある「経絡(けいらく)」という通り道を通り、その通り道には「経穴(けいけつ)」があります。
これが皆さんご存知の「ツボ」といわれるところです。

もしも体に不調があるとこの経絡上のどこかで滞りが起きてしまいます。

例えば、腰にある経絡上の「ツボ」に滞りが起きると、腰の痛みとして症状があらわれます。

このとき腰のツボに鍼灸をしたり、通り道上にある他のツボを使って「滞りを解消させる」ということを行います。
さらに滞りを発生させた根本的な原因には「五臓六腑」が関係しています。(西洋医学で言うところの内臓とご理解ください)
根本的には五臓六腑の調子を整えるよう、関連したツボに鍼灸をおこない腰の痛みを治していきます。
腰が痛いと言っているのに、全然関係のない場所、たとえば頭や足などに鍼や灸をするのはこのツボを使っているからです。

西洋医学の考え方

西洋医学では、解剖学、生理学、運動学などに基づき「現代鍼灸治療」とも言われ、科学的根拠のもとに鍼や灸が行われます。

腰痛の場合、直接的な痛みの原因は筋肉や靭帯などの組織にあります。

筋肉が痛みを出している場合、「硬結(こうけつ)」という塊(かたまり)が筋肉上に存在します。
この硬結が、その周りに存在する「痛みセンサー」を刺激してしまうことで痛みを感じます。
硬結に鍼や灸をすることで塊が少しずつ柔らかく、そして小さくなってきます。

なぜそうなるかというと、鍼を筋肉に刺すことで筋肉の組織に「微細な損傷」が起き、それを修復するために白血球やマクロファージといった体を治す細胞が集まってきます。
鍼をしたその周囲がそれらの細胞により治癒力が活性化して、硬くなった筋肉が正常化します。
すぐに治るというわけではなく、細胞が生まれ変わる周期に合わせて少しづつ変化していきます。

その他にも、西洋医学的に考えられる鍼灸の効果としては、自律神経を調節してくれる働きや、血行をよくしたり、痛みの神経を感じにくくするといったものもあります。

この様に、使う道具は同じですが「東洋医学」「西洋医学」と、考え方が異なる治療法があるということです。
もしもあなたが腰の痛みで鍼や灸を受けているのであれば、その治療院の先生がどの考え方でおこなっているのか、興味のある方は聞いてみてくださいね。

様々な腰痛にもちいられます

腰痛といっても、原因やその症状は様々。
私は腰の痛みを「急性腰痛」「慢性腰痛」「冷え・内臓の不調・ストレスからくる腰痛」という3つに分類しています。
それぞれに対する治療の効果をご紹介します。

急性の腰の痛み

急性とは、いわゆる「ぎっくり腰」です。
ぎっくり腰の場合、腰の筋肉に炎症が起きていと考えられるのであまり無理な刺激をしてはいけません。

例えばぎっくり腰を起こした場合に患部に対して「マッサージ」やボキボキという「矯正」などを行うとかえって痛みが悪化してしまうことがあります。
患部を触るタイミングや、強さ、時間などは症状をみながら慎重に判断しなければなりません。

鍼灸治療の場合は、鍼を刺すことにより「微細な損傷」を起こしますが、マッサージや刺激の強い矯正などに比べると「髪の毛ほどの細い鍼」を用いますので、身体への負担ははるかに少なくて済みます。

そして先ほど説明したように悪くなった組織の修復を早めてくれますので、より腰の回復が早くなります。

慢性の腰の痛み

慢性の腰の痛みの場合、痛みを引き起こしている筋肉が循環不良を起こし、筋肉がこり固まってしまいます。
長年この状態が続いているということは、自然のサイクルで代謝を繰り返しても、筋肉が正常な状態に自然に戻ることは難しいでしょう。

鍼や灸を行うと「組織の微細な損傷」を起こすことで、こり固まっている筋肉の代謝を活性化し、正常な筋肉へ生まれ変わる手助けをしてくれます。

筋肉が新しく生まれ変わる期間は早いものでは60日、遅いもので200日といわれていますので、慢性の患者さんの筋肉を正常化するためには、2カ月~6カ月ほどの期間が必要だといえます。

もっとも、痛み自体はもっと早くによくなることが多いですが、上記はあくまで細胞が生まれ変わり、根本的に良くなるための期間です。

冷え・内臓の不調・ストレスからの腰の痛み

腰の痛みの原因は単に体の使い方や、労働などの筋肉に対する負担だけではありません。

冷え・内臓の不調により血液の循環の不良、代謝産物の循環不良、精神的なストレスにる自律神経の乱れなどが原因で、結果的に筋肉に悪影響をもたらすことがあります。

この場合は、症状を出している筋肉だけでなく、内臓や冷え、自律神経に対する治療が必要です。
鍼や灸は「体性-内臓反射」(ウィキペディア参照)というメカニズムを利用して、内臓にもアプローチ出来ますし、副交感神経を活性化することで、自律神経のバランスを整えることもできます。

冷え・内臓の不調・ストレスが原因として考えられる腰痛は「生活習慣の改善」「ストレスのコントロール」も大切です。基本的なところですが、食事・睡眠・適度な運動などもう一度見直す必要があります。

いろんなアプローチが出来ることが強み

鍼や灸はさまざまな症状に効果があることをお分かりいただけたでしょうか?
「腰痛」とひとえにいっても原因も症状も様々です。ですのでいろんなアプローチの出来る鍼灸は便利な治療法の一つですね。

鍼灸だけではよくならない腰の痛み

私は基本的には西洋医学にもとずく治療をおこないます。
これまでも、西洋医学の鍼治療の第一人者といわれる先生のもとでも修行してきました。

ところが、鍼治療だけではよくならない腰の痛みというものも経験してきました。
鍼治療では一時的な痛みは改善されても、数日するとまた腰の痛みが起こるということを繰り返す人もいます。

これは私自身の技術によるものもあるでしょうが、第一人者の先生とお話ししていてもそういう患者さんは多いとお話しされます。

身体の歪みやアンバランスが根本的な原因に

西洋医学的に考えられる腰の痛みの原因は筋肉や靭帯にあります。
ここで考えなくてはいけないのが「なぜそこの筋肉が硬くなってきたのか?」ということです。

その原因こそ、身体の歪みやアンバランスにあります。
身体の歪みがあって特定の筋肉ばかりに負担がかかっていては、そこの筋肉を柔らかくしても、またすぐに硬くなってきてしまいます。
私はこの歪みやアンバランスを調整する技術を磨くことでより腰の痛みを改善できるようになりました。

当院でおこなう腰の治療

当院では腰の痛みに対して鍼治療や整体を、あなたの症状に合わせて組み合わせておこないます。
炎症を起こしている筋肉に対していたずらにマッサージをするとかえって症状が悪化することもあります。
当院でおこなうやさしい刺激の整体や鍼治療なら最小限の刺激で筋肉を和らげることができます。

さらに、ほとんどの人は体の歪みやバランスの崩れが起きています。
この歪みやバランスの崩れを治さなければ、痛みがなかなか良くならないだけではなく、再発のリスクも高くなります。
当院では整体治療をおこなうことで歪みやバランスの崩れを治し、腰の痛みを繰り返さ体を作っていきます。

慢性的な痛みにお悩みの方でも、硬くなっている筋肉を緩めて、筋肉に負担のかからないバランスに戻すことで腰の痛みは良くなります。

腰の痛みがなかなかよくならずに困っている方は鍼灸治療を受けるのもよいでしょう。
もしそれでなおらなければ、身体の歪みやバランスを整えるような治療を受けてみてください。

それでも良くならない方、どこに相談したらよいかわからない方は当院までご連絡ください。
お越しくださった際は私が全力でサポートさせていただきます。

ご質問やお問い合わせはLINEでも承っております。

 

お悩みの方はぜひご相談ください。

(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)

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