こんにちは!
京都北区 はりきゅう整体 もり鍼灸整骨院の森です。
目次
今回は頭痛に関するお話です。
「朝から頭が痛くて起きられない」「頭痛で仕事に集中できない」「頭が痛くて常にイライラしてしまう」など日常の生活にも大変影響があらわれる頭痛。
しかし頭痛は目で見れませんし、身体が動かないわけではないので周囲からあまり理解されない…
かといって仕事が手につかなかったり、イライラして周りに迷惑をかけたくない…
あまり飲みたくはないけど仕方なく薬を飲んでいる。そんな方も多いのではないでしょうか?
理解しておきたい薬との付き合い方
ご存知の方も多いと思いますが、頭痛薬というものは根本的に症状を改善するものではありません。
市販のお薬で「頭痛薬」として売られているものは決して頭痛に特化した薬ではなく、主に体の炎症を抑えたり、脳の興奮を抑え痛みを感じにくくする成分が含まれています。
つまり全身に影響して痛みを緩和させるものです。
「薬物乱用頭痛」
頭痛薬には様々な副作用がありますが、飲み続けることによって「薬物乱用頭痛」になる恐れがあります。
薬物乱用頭痛とは、頭痛薬を飲み続けることによって頭痛が複雑化して治りにくくなるものです。
頭痛が起こる不安から、早めに頭痛薬を飲んだり予防として頭痛薬を飲んでいるとかえって頭痛が治りにくくなります。
この薬物乱用頭痛の場合は思い切って完全にお薬を断つことです。
初めの数日から数週間は、症状がきつくなることもありますがそれも次第に軽減されてきます。
その間は、お薬を使わない治療や対処法を行うと良いでしょう。
お薬を飲む前にしてほしいこと
「片頭痛」の場合
なるべく暗いとことで就寝する、痛いところを冷やす(アイスノンなど)、カフェインを摂るなどが効果的といわれています。
「肩こりや首こりからくる緊張性頭痛」の場合
ゆっくるとお風呂で温める、肩や首をやさしくマッサージするなど筋肉を和らげることで改善されます。
それでも治らない頭痛はどうすれば?
片頭痛と緊張性頭痛の場合は、鍼灸治療や整体治療が効果的です。
頭痛は交感神経が興奮、もしくは副交感神経が働きにくくなった時に出現しやすいです。鍼灸治療はこの神経の働きを改善する作用があります。
整体治療では骨格や筋肉の状態を改善することで頭痛を改善することができます。
慢性的な頭痛は脳が痛みを記憶しています。ですので簡単に痛みが改善されるものではありませんが、薬との正しい付き合い方と治療を行うことで少しずつ改善されていきます。
まとめ
まずは自分でできる対処法を試す、頑張ってお薬を減らす。
それでも治らない場合は治療をされることをおすすめします。
患者さんと施術者が協力しなければ頭痛治療はうまくいきません。
しかし、しっかりと力を合わせて頭痛治療に取り組めば良い結果になるでしょう(^^)
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お悩みの方はぜひご相談ください。
(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)