「整骨院で肩こりは治療できる?」当院が保険治療を行わないで整体を行う理由

こんばんは!
京都北区 はりきゅう整体 もり鍼灸整骨院の森です。

今年は暖冬といわれていましたが、沖縄で雪が観測されるなど変な気候になっていますね( 一一)

ところでみなさん整骨院、接骨院ってどんなところかご存知ですか?

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整骨院、接骨院は骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷(肉離れ)を保険で治療する場所です。肩こり腰痛は慢性症状なので保険治療では取り扱えません。

しかし現実には肩こり腰痛を保険で治療している整骨院も少なくありません。それを認識したうえで治療を受けてしまうと整骨院だけでなく治療を受けた患者さんにも「罪」が問われる場合がありますのでお気を付けくださいね(._.)

今回のブログでは、当院が自費治療をおこなっている理由をお話ししたいと思います。

そもそも肩こり腰痛は保険で取り扱えないので、法律に準じて適正に施術しているということもありますが、ほかにも理由がありますm(__)m

治療難民

難民というとちょっと大げさかもしれませんが(笑)

適切な治療を受けられていない方、どんな治療を受けたらよいかわからない方は大勢います。

当院に通院されている患者さんでも腰痛を抱え病院に行くと、シップと痛み止めを処方されて終わりとか、電気や腰の牽引をするけどいっこうによくならない。膝が痛くて診てもらうと「歳だから仕方がない」といわれて途方に暮れる、というようなお話をよく聞きます。

「どこで治療を受ければよいのかわからない」

「自分に合った治療が知りたい」

「どんな治療が効果あるの?」

このようなお悩みを抱えていらっしゃる方が、より確実により早く改善する適正な治療を選択してほしいと思っています。

なぜなら多くの方が適正適切な治療、本当に必要な治療を受けられず、いつまでもつらい症状に苦しんでいるという現実を日ごろの診療で見ているからです。

ここからは当院が自費治療をおこなう理由を書いていきますね。

①保険治療では出来ることが限られている

整形外科ではよほど特別なことを除いては保険診療です。この保険でできる範囲は主に電気治療や牽引治療などの物理療法です。理学療法士さんが施術してくれるところもありますが、診療報酬や時間の加減で思うような治療は受けにくくなっています。

整骨院でも電気、牽引などに加えて、マッサージをしたりします。

しかし最初にお話ししたように、慢性の肩こり腰痛は保険適応ではありません…

整骨院側が受け取るお金(療養費)を考えると、1人に充てられる治療時間は10分前後。この時間内で次から次にくる患者さんに対応するのは大変です。

10分で治す、ということは例えば臨床経験10年~20年以上でよほどの治療技術があれば別ですが…

慢性の肩こり腰痛を10分で治してもらったという経験をお持ちの方はどれくらいいらしゃるでしょうか?

「整骨院に行くと流れ作業の様で…」という患者さんの声も聞きます。

もちろんそうではない素晴らしい整骨院もたくさんありますが、これがよくある一例です。

②根拠のある治療を受けていただきたい

日本の整形外科、整骨院では牽引治療電気治療がよく行われていますが世界的に見るとどうなのでしょうか?
世界各国の腰痛ガイドライン、論文の報告によると(参照TMSジャパン)

頚部痛と腰痛に対する牽引に関する7件のRCT(ランダム化比較試験)をレビュー(批判的に吟味)した結果、どの研究からも牽引の有効性は認められなかった。腰痛や坐骨神経痛に牽引が有効だという証拠は今のところ存在しない。http://1.usa.gov/qeOuDX
坐骨神経痛患者を対象とした牽引群とシャムトリートメント(擬似牽引)群に割り付けた二重盲検ランダム化比較試験によると、両群の間に疼痛や理学所見の差は認められなかった。腰痛や坐骨神経痛に対して牽引が有効だという証拠はない。http://1.usa.gov/qWLMLj
6週間以上持続する腰痛患者151名を対象とした牽引群とシャムトリートメント(擬似牽引)群に割り付けたランダム化比較試験(RCT)によると、3ヵ月後と6ヵ月後のどの時点においても両群間の疼痛軽減率に差は認められなかった。http://1.usa.gov/pbbXCc
牽引は腰痛や神経根症状に対して効果はない(★★★)。TENS(経皮的神経電気刺激:低周波治療器)が急性腰痛患者に有効だというエビデンスはない(★★)。http://amzn.to/Hk8veA
筋骨格系疾患に対する超音波療法に関する123件の論文を吟味した結果、超音波療法が有効だという科学的証拠は確認できなかったことから、超音波療法をはじめとする受け身的な物理療法は、臨床的に何ら影響をおよぼさないと結論。http://t.co/GDqcE8J

このように牽引治療や電気治療が推奨されていないことがよくわかります。

世界的に効果が実証されているものとしては鍼灸治療、理学療法、マニピュレーション(カイロプラクティックや整体の手技)です。

ですので当院では電気治療や牽引治療は行わず、鍼灸治療とマニピュレーション(整体などの手技)を主におこなっています。

マニュアル化できない

人のからだは十人十色です。当然症状も一人一人違います。

そうなるとそれぞれに合わせた治療が必要になり、決して治療を「マニュアル化」することはできません。

大勢のスタッフがいる整骨院や整体院の多くは治療を「マニュアル化」しています。それにはもちろんメリットもデメリットもあります。

マニュアル化するメリット

 

①技術の統一化が図れる

治療のマニュアルをきちんと作成し、若手スタッフに指導すると数か月で一定のレベルまで上達するので2~3か月もすれば先輩と同じレベルの治療ができます。

②患者さんの満足度が同じ

例えスタッフがかわっても技術に差がないので患者さんの満足度を下げません。

マニュアル化するデメリット

 

①技術レベル中~低でないと技術を統一できない

高い技術で統一しようとすると、若いスタッフはいつまでたっても現場に入れません。

意識の高い技術力のあるトップの院長は技術をどこかで習ってきます。

それをスタッフに教えるのですが、教えてもらった人に教えてもらっては技術は身に付きにくいものです。

ですので僕はスタッフ時代から技術の勉強に多くの時間とお金を費やし、自分もでたくさん勉強に行きました。

②対応力がない

基本的にはマニュアル化されたことしかできないので、マニュアルで対応できないことは全く分かりません。
しかし技術で対応できなくても「話術で対応するマニュアル」を駆使する治療院もあります。

③スタッフのモチベーションの問題

技術を統一されると技術力を磨きたいスタッフは苦痛です。それでは良い治療はできません。

某チェーン展開している整骨院勤務の友人の話によると、患者さんの為を思ってマニュアルで対応できない難しい疾患を自分独自の技術力で対応したそうです。

治療時間は少しばかりかかっものの、患者さんはよくなり大変感謝されたそうです。しかしそれを院長に知られ「何でマニュアルと違うことをしたんだ!」と叱責されたそうです。このときは本当に辛かったと話していました。

この時僕は「自分が開業するときは治療の本質を見失うような整骨院には絶対にしない!」と強く決意しました。

自費治療にこだわる本当の理由

肩こり腰痛などの慢性疾患は保険が使えないから…という単純な理由ではありません。

患者さんに本当に必要な治療を受けてほしいからです。

「保険治療という限られた枠では限られた治療しかできない」

「根拠のない無駄な治療に患者さんの大切な時間とお金を使ってほしくない」

「患者さん一人一人に合わせた丁寧な治療を受けてもらいたい」

その思いから整骨院ではありながら自費治療中心の治療をおこなっております。

決して「技術力があるからその分お金をもらう」とか「最近健康保険が厳しくなっているから」というよな自分勝手な想いではありません。

あなたにとって本当に必要な治療を、そして適正な治療を受けていただこうと思ったら「自費治療」という選択肢しかありませんでした。

まとめ

当院では外傷を除くほとんどの疾患を自費治療で診させていただきます。

それにより整形外科や整骨院などの保険では行えない根本的な治療、一人一人に合わせた治療がおこなえます。

慢性腰痛や肩こり、変形性股関節症、変形性膝関節症などの慢性的な症状にお悩みの方はぜひ一度治療法を見直してください。

そして適切な治療を受けられていないと思われる方は、ぜひ良いと思う治療を受けてみてください。

たくさんある整骨院、整体院の中から当院を選んでお越しくださった方には

「ここに来てよかった」

と言ってもらえるように、全力で治療させていただきます(^-^)

ご質問やお問い合わせはLINEでも承っております。

 

お悩みの方はぜひご相談ください。

(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)

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