こんにちは!
京都市北区 はりきゅう整体 もり鍼灸整骨院の森です。
もうあと1ヶ月もすれば夏の高校野球予選が始まりますね。
着々と準備を進めている選手もいれば、思うように準備ができていない選手もいるのではないでしょうか?
この時期は夏の大会に向けて、練習試合や遠征などでかなりハードに練習をこなしている学校も多いでしょうね。
夏前、選手として最も成績を残し背番号をもらうために頑張らなければなりません。
野球での肩や肘の痛みを抱える選手にとっては何ともつらい時期ですね。
私自身も肩を壊した高校球児でしたのでこの時期は毎日が我慢の連続。思うようにプレーできなかったことを思い出します。
実は、野球での肩肘の痛みの場合、学生さんは学年によって治療の方法と目的が変ります。
中学生や高校生は次のようなことを念頭に入れて、野球肩や野球肘の治療に取り組んでもらえたらと思います。
目次
3年生の治療
3年生は高校生活最後の大会になりますのでなるべく練習を休まないように治療を行います。症状によって治療法は異なるのですが、本来「投球禁止」が必要な例でも練習を許可することもあります。
そんなことをしたら将来が…と思う方もいるでしょうが例えば高校生の野球肩で手術になるようなケース、一体どれくらいあるかご存知ですか?
実はたったの1割もありません。
この1割の選手は「今日この時点ですでにほとんど投げられない選手」だと思います。
この時期に少なからず投げられる状態の選手であれば、少し無理したとしても手術が必要な問題にはなりません。
ちなみにこの考えはきちんと治療を行っている、管理をしている選手の場合です。治療の判断には専門的な知識が必要ですので自己判断はしないでください。
大学や社会人、プロに進み野球を続ける選手は、大会後も治療を続け万全の状態で次のステージに進んでもらえればと思います。
1、2年生の治療
1,2年生は3年生とは違いこれが最後ではありません。チームの中心選手は別ですが基本的に来年、再来年を見据えた治療を行いたいと考えております。
夏が終わると新チームで始動しますが、選手にとってはこの新チームのスタートがとても大切です。
チームの選手入れ替えを行う時期に結果を残せるとレギュラーへの道も開きやすくなります。1、2年生で夏にベンチに入れない選手はここに照準を絞り治療や練習をこなしてほしいと思います。
どこに照準を合わせるのか
今この瞬間にも肩の痛みや肘の痛みなどの体の故障を我慢してプレーをしている選手たちがいます。
もちろんその精神は素晴らしいのですが一度冷静に「自分がどの瞬間に一番輝いていたいのか」を考えてください。
そのうえで今は練習を頑張るのか?それとも治療に専念するのか?を考えてもらえたらと思います。
野球肩、野球肘をなんとかしたいと考えている選手へ
この時期になると半ば痛みをあきらめている選手もいますが、中には2~3回の治療で痛みが無くなるケースもあります。もちろん簡単にいかないこともありますが、きちんと治療をしなければ正直もったいないです。
当院では野球肩や野球肘に対して専門的な治療を行っております。
「思うように投げられない」「そもそも治療をあきらめている」「思うような治療が受けられていない」
というような方は一度当院に来てください。
一人でも多くの選手の力になりたいと思っています。そしてそれが何より治療家としての私の喜びです。
きっと今ならまだ間に合う症状もあります。後悔しないためにも野球肩や野球肘でお困りの選手、そして選手のお父さんお母さん今すぐ当院にご相談いただければと思います。
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(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)