「ストレッチを頑張っても腰が治らない」そんな腰痛にお悩みの方へ

こんにちは!
京都市北区 北野白梅町 はりきゅう整体 もり鍼灸整骨院の森です(^-^)

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腰の痛みをお持ちの方でストレッチやセルフケアを頑張っている方も多いのではないでしょうか。

ストレットは病院でも指導されるし、テレビとか雑誌とかでもたくさん紹介されていますよね。

だから言われた通りに頑張っている。頑張ってはいるけど…

実際は全然腰は良くならないし、それどころか自分でのケアをし終わったあと必ず痛みが出る、場合によってはピキッと痛みが走るという人もいます。

当院にも「ストレッチを頑張っていたら逆に腰が痛くなった」という患者さんがご来院さることがあります。

実は、ストレッチをすることで症状が悪化する患者さんもいます。
腰を治そうと思って頑張ているのに、」逆に悪化させてしまっては本末転倒ですよね。

そこで今回は、どのような人がセルフケアで腰の痛みを悪化させてしまうのか、どうすれば効果的にセルフケアができるのか、ということをご紹介します。

腰の痛みにストレッチは効果的か?

腰の痛みに対して、ストレッチがどれほど効果的かということについては様々な研究がおこなわれています。
いくつかの研究をご紹介します。

慢性腰痛患者145名を対象に、TENS(低周波治療)群、シャム(見せかけのTENS)群、ストレッチ+TENS群、ストレッチ+シャム群に割り付けて2ヶ月間追跡したRCT(ランダム化比較試験)によると、4群間の疼痛改善率に差は認められなかった。 http://1.usa.gov/oyq5KL

急性腰痛患者186名を対象に2日間の安静臥床群、ストレッチ群、日常生活群に割り付けたRCT(ランダム化比較試験)によると、ストレッチ群は安静臥床群より欠勤日数が少ないものの日常生活群には及ばないことが判明。急性腰痛の特効薬は日常生活の維持。http://1.usa.gov/mOolz9

航空機製造会社に勤務する3,020名を対象とした4年以上にわたる前向きコホート研究では、腰の柔軟性を測定することで過去の腰痛歴や将来の腰痛発症率は予測できないことが判明。腰痛疾患に対するストレッチの有効性に疑問あり。http://1.usa.gov/nrEjPB

1番目の研究では電気治療、見せかけの治療、ストレッチに効果の差はない、慢性の腰の痛みに効果はないとしています。

2番目は急性の痛みの場合、ストレッチより、日常生活の維持が重要としています。

3番目は柔軟性があっても腰痛になりにくいとは言えない、ということを示唆しています。

これらの研究では腰の痛みに対するセルフケアの効果が疑問視されています。
これが研究の全てでははありませんが、専門家の間では疑問に思うことが多い、ということに違いはありません。

ここまで否定的な意見を述べているように思われるかもしれませんが、私の個人的な意見では、セルフケアが悪いとは思いません。

ただし、それを効果的におこなうには、やり方とタイミングがとても重要です。

間違ったセルフケアのやり方

腰の痛みに対するケアで一番大切なことは、力を抜いた状態でおこなうことです。
もしも一生懸命力を入れたり、力んだ状態でおこなうと、かえって腰の痛みが悪化する可能性があります。
これは、筋肉に力が入ると筋肉が緊張し硬くなるからです。

腰の痛みや肩こりになりやすい人というのは、そもそも身体の力を抜くのが苦手な人です。
もしくは仕事やストレスによって、身体の力を抜きにくい状態になっています。
このように筋肉の力を抜かないで筋肉を伸ばすと、多くの場合効果がないか、むしろ悪化させる可能性があるのです。

セルフケアはいつやるの?

ストレッチやセルフケアにはやるべきタイミングというものがあります。

まず、やるべきタイミングではないのが痛みのきつい時期です。
痛みのきついタイミングでおこなっても、うまく力を抜くことができません。
痛みのきつい時期は、筋肉を温めたり、身体の悪い癖を改善したり、できれば歪みを整える治療を受けることをおすすめします。
もし痛みの強いこの時期におこなうとすれば、痛みなく、きちんとリラックスしておこなえるセルフケアのみです。

ストレッチやセルフケアをおこなうのは、きつい痛みがない時期からです。急性の腰の痛みであれば、ある程度動けるようになってからおこないましょう。

まずは痛みの原因を改善しましょう

腰の痛みの原因の多くは日常の生活や、姿勢などにあります。
日常の生活での体の使い方や癖などにより姿勢が悪くなったり、特定の筋肉や関節に負担が集中してしまい痛みになります。
ですので日常の生活での体の使い方や、癖など改善することがとても大切だということです。
セルフケアで腰の痛みが悪化するような方は、まずは日常生活の見直しから始めましょう。

セルフケアは目的をもっておこなう

ただやみくもにストレッチをしても効果的とはいえません。

「悪い体の使い方をしていて、それを治すためにこの筋肉を伸ばす」
「こういう姿勢を治すために筋肉を伸ばす」

など、はっきりとした目的を持つことが大切です。
意識だけでは改善が難しい、姿勢や体の使い方、癖などに対しケアをおこなうことは大切なことです。

実例を挙げると、左の股関節が硬くてうまく重心移動できない患者さんがいました。
その方はいつも右側に体重を乗せる癖がありました。
そこで左の股関節の筋肉を伸ばすと、重心移動がスムーズにできて症状が改善しました。

一人一人に合った必要なケアを

つまり人それぞれ痛みの原因が違うので、原因に対して必要なケアをおこなうことが大切なのです。
もし一人一人に対して適切なケアをしていたら、先ほどご紹介した研究の結果も変るかもしれませんね。

まとめ

筋肉を伸ばすケアをおこなうことで腰の痛みが悪化する人もいます。
その原因は、間違った方法や、おこなうタイミングが悪いからです。

腰の痛みに対するセルフケアは、必ず力を抜いておこなってください。
そのケアは痛みのきついときにおこなうのではなく、痛みがましになってからおこないましょう。

腰の痛みの根本的な要因が解決できていない人はそこから始めてください。そうすればきっとあなたのその腰の痛みも改善されるはずです。

どのようなケアが自分にあっているかわからない、腰の痛みがなかなか治らなくて困っているという方はぜひ一度当院にご相談くださいね。

ご質問やお問い合わせはLINEでも承っております。

 

お悩みの方はぜひご相談ください。

(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)

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