「ぎっくり腰」による腰の痛みがなかなか良くならない方へ

こんにちは!
京都市北区 北野白梅町 円町近く もり鍼灸整骨院の森です(^^)

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ぎっくり腰になったのは1ヶ月も前だけど、なかなか腰痛がスッキリとはしない。
病院では2~3週間で良くなると聞いたけど
軽いぎっくり腰だからと放置していてもなかなか良くならない

みなさんはこのような腰痛やぎっくり腰の経験はありませんか?

このような腰痛が長引いてしまうぎっくり腰には原因がありますのでご紹介したいと思います。

①炎症を起こした筋肉が拘縮している

ぎっくり腰は筋肉が損傷し炎症を起こしています。実は炎症自体は3~4日でおさまります。
その後の痛みというのは損傷により硬くなってしまった筋肉が原因ですので、硬い筋肉を緩めなければいつまでも痛みが続いてしまいます。

②痛みをかばって別の所を痛めている

人の身体は無意識に痛みから逃れる姿勢をとります。これを疼痛回避肢位といったり疼痛緩和肢位といいます。
これは見た目にもわかるくらいはっきりと体を歪めてしまうので、ひどい場合は側弯の状態になることもあります。これを疼痛性側弯といいます。
体を歪めた姿勢が長くなると当然、歪んで負担が集中したところに痛みを生じます。

③安静にしすぎている

「ぎっくり腰は安静に」これは本当に間違った常識です。
ぎっくり腰から少しでも早く改善するコツは、なるべく早く日常の生活に戻ることです。そして仕事に復帰することです。
無理をする必要はありませんが、なるべく早くベッドから起き上がり普段の生活に戻すように努力をしましょう。
この考えは様々な論文で証明されている今や「腰痛治療の常識」です。

私の治療の経験上一番多いのは②です。

最近は様々な治療院が増えたこともあり腰痛やぎっくり腰で病院や整骨院にお世話になっている方も多いでしょう。

「ぎっくり腰は安静に」という常識は整形外科でも「ぎっくり腰でもなるべく早くいつも通りの生活を」という考え方に変ってきているので少なくはなっているかと思います。

中には治療に通われていて腰のマッサージや、牽引、電気治療を受けても良くならない、という方もいます。

腰痛の原因が単なる腰の筋肉の拘縮であればこれらの治療でも良くなるはずです。それでも良くならないというこは治療のポイント、もしくは症状の原因を間違えているかもしれません。

これは痛みをかばって別の所に原因ができているケースに多いことです。

もし安静にしているなら可能な範囲で少しでも動く、治療に行っていないなら治療に行く、治療に行ってもなかなか改善しない場合は治療の方法を変えるなどしてみましょう。

腰痛は長引けば長引くほど治りにくくなりますので、早めの治療をおすすめします。

ご質問やお問い合わせはLINEでも承っております。

 

お悩みの方はぜひご相談ください。

(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)

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