「開脚ができたら腰痛は治る」そう思っていませんか?

こんにちは!
京都市北区 北野白梅町 円町 もり鍼灸整骨院の森です。

「開脚ができたら腰痛って治るんですか?」

このまえ腰の痛みでご来院されている患者さんにこのような質問をいただきました。
実はこの質問、たくさんの方からいただきます。

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この方はいろいろな治療院で腰の治療を受け、どの治療院でも柔軟性をつけて下さいと指導されたそうです。

さらに最近ちょっと話題になっている「開脚できるようになるすごい方法」という本を購入されて読まれたとのこと。
そのため、腰の痛みを改善するには、開脚ができるほどの柔軟性が必要だと思われたみたいですね。

たしかに開脚できるほどの柔軟性があれば腰が治りそうな気もしますよね。
では実際に開脚できる人に腰の痛みはないのでしょうか?

例えば開脚ができる人で思いつくのがバレリーナや体操選手、お相撲さんやスポーツ選手でしょう。
もちろんヨガや体操のインストラクターの方も開脚ができます。

しかし彼ら彼女らが腰の痛みを発症しないかといえば決してそうとは言えないと思います。むしろスポーツ選手や競技者には腰を痛めている人が多いです。
インストラクターの人だって当院に治療に来ています。ちなみにヨガ、フラダンス、バレリーナの方が腰の治療に来られています。

特に運動を行っていない一般の人でも、前屈をしたら手の平が床に付くくらいの柔軟性があっても、腰の痛みでお悩みの方はいらっしゃいます。

結論から言うと開脚ができるからといって、腰を痛めないわけではありませんし、治るともいえません。

痛みを治すために柔軟性は必要?

柔軟性はないよりもあった方がよいのは確かです。これは可動域が大きいほど行える運動の幅が増えるからです。

ただ必ずしも腰の改善のために必要ともいえません。
身体が硬いのに腰を痛めない人なんてあなたの周りにもたくさんいらっしゃいませんか?

中には柔軟ストレッチを行うことで痛みが悪化する方もいらっしゃいます。このようにストレッチをして悪化させてしまう方たちは「やりすぎている」場合がほとんど。

様々な情報から柔軟性があれば治ると判断してしまうと、つい無理をしてしまいます。
無理をすることで筋肉に力が入ったり、腰の患部に過剰な負担がかかってしまい、腰の痛みが悪化するのです。

腰痛を改善するストレッチのポイント

身体の柔らかさを人と比べる必要はありませんし「180度開脚」できなければいけないわけでもありません。
腰の痛み改善するためのポイントは2つあります。それぞれのポイントをご紹介します。

⒈今よりほんの少し柔軟にすること
身体の柔軟性というのは本当に個人差が大きいもです。
特に努力をしなくても開脚できる方や、努力をしてもまったく開脚ができない方もいます。

もともと柔らかい人、硬い人が同じ目標を持つこと自体がおかしな話です。

柔軟のポイントとしては「今より少し柔らかくすること」それだけで十分です。
仮にそこまで柔らかくならなくても「柔軟ストレッチ」という行為自体が身体の循環、血流をよくしてくれていますのでそれだけでも体には良いことです。

「身体が硬い=身体が悪い」というわけではないので、今より少しだけという気持ちで気楽にストレッチをおこないましょう。

⒉力を抜いてストレッチ

頑張ってストレッチをしようとするとどうしても力が入り、力んでしまいます。
力んでしまうと身体が緊張し、かえって筋肉を硬くして痛みを悪化させてしまうことがあります。
ストレッチをおこなう際は、人としゃべれる程度の強さで、呼吸をしながら、肩の力も抜いておこないましょう。

腰痛を改善すためにストレッチより大切なこと

腰を治すために何かしなければ!という発想は大変素晴らしいことです。しかし腰を改善するうえではストレッチよりも大切なことがあります。

それは日常生活での身体の癖を改善したり、身体の使い方を気をつけることです。

例えば「足を組んで座る」「横座り」「片足に体重をのせて立つ」「仕事で同じ方向ばかり体を動かしている」「長時間座っている」など、

このような何気ない負担の積み重ねが根本的な原因になっています。ですのでストレッチをする前にこれらの状況を変える必要があります。

腰痛改善には「足し算と引き算」

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足し算とは「〇〇すること」(例えばストレッチをすること)
引き算とは「〇〇をしないこと」(例えば長時間座らないこと)

この足し算と引き算をバランスよく組み合わせることが大切だと考えています。
真面目で頑張り屋さんな人ほど、足し算の考え方をします。
あれをしてこれをして、これじゃ足りないだろうからまたあれをして…このように次から次に課題を課して、ついつい頑張りすぎてしまいます。

腰の痛みでお悩みの方は今の現状を冷静に分析してください。

お仕事を頑張りすぎて睡眠時間が少なくなっていませんか?そうであれば仕事を減らしましょう。
ストレッチや運動を頑張りすぎていませんか?そんなあなたはもっと努力の量を減らしてください。

腰の痛みお悩みの方はぜひ引き算の考え方をしてみてくださいね。

当院の腰痛治療

私のおこなう治療では、腰痛の原因を見つけるために問診や検査を丁寧におこなっております。
治療の方法も患者さんの腰の状態により、アプローチの仕方やおこなう技術は異なります。一人一人に合わせた治療をおこなうように心がけています。

治療だけでなくストレッチや運動指導、日常生活指導などあなたが腰の痛みから解放されるためのサポートもすべて行います。
自分ではどのように対処したらよいかわからないという方はぜひご相談ください。

ご質問やお問い合わせはLINEでも承っております。

 

お悩みの方はぜひご相談ください。

(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)

One thought on “「開脚ができたら腰痛は治る」そう思っていませんか?

  • 大橋由佳

    私も、お尻固いで調べたら! 腰痛の原因、姿勢悪くなる、柔らかくするには??
    よく分からなかったが、いや分かったが、股関節を柔らかくしようと最近ストレッチが、ブームです。マイブーム!おーーハムストリングが!!お尻もボールでグリグリ、ふくらはぎが!体柔らかいのに、、、悩みが解決しないが続けます

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