1ヶ月以上も捻挫や肉離れの痛みが治らない方へ

こんにちは!
京都市北区 北野白梅町 円町近く もり鍼灸整骨院の森です。

昨日は初めて当院に来られる患者さんが3名いらっしゃいました。

一人は2年間、捻挫後の足首の痛みが治らない患者さん。
また一人は10年以上、外反母趾の痛みでお悩みの患者さん。
そして変形性股関節症による股関節の痛みで手術を迫られている患者さん。

このように長年どこに行っても良くならない痛みの方ばかりでした。
治療を行うと症状の改善がみられみなさん笑顔になって、希望を持っていただくことができました(^^)

昨日が3回目の治療に来られた中学陸上部の選手は「1ヶ月以上しても肉離れの痛みが治らない」という患者さんでした。
来院時は短距離のスタートで特に痛くて1ヶ月以上ダッシュできていないという状態から治療を始めることになりました。

1回目の治療後はスタートは痛むけどダッシュは出来るようになり、2回目の治療後は痛みが残るもののスタートダッシュもできるようになりました。
3回目の治療の時に、治療院の中で5メートルほどですがスタートダッシュをしてもらうと、痛みは全くなくなっていました。
試合も近いということだったので、5日間で3回治療をおこないましたが、結果としては1ヶ月以上続いた痛みが1週間で治りました。
このようになかなか良くならない痛みでも、原因に対してしっかり治療を行えば数回の治療で良くなることも珍しくはありません。
順調に回復していて、本人もお母さんもとても喜んでくれてよかったです。

今回の患者さんのように、ケガをしてからなかなか治らずに困っている選手も少なくありません。
通常ですと、程度にもよりますが捻挫や肉離れの痛みは2週間から1ヶ月の間に完治します。ではなぜなかなか良くならないかというと、

①捻挫や肉離れを起こした根本的なアプローチができていない
②マッサージや、電気治療などその場しのぎの治療をしている

主にこの2つの理由が考えられます。

捻挫・肉離れの根本的な原因

人とぶつかったり、転倒したりという不意のアクシデントではない限り必ず原因があります。そこでよくある原因をご紹介します。

捻挫の原因

ここでは足首の捻挫を例にしてご紹介します。
よくある足首の捻挫は「外側靭帯損傷」といって外くるぶしの下にある靭帯を損傷してしまうものです。経験された方も多いかもしれませんが、段差を踏み外したりして足が外側にぐきっとなるものです。
実は足首の捻挫も起きやすい人とそうではない人がいます。以下の人は足首の捻挫を起こしやすい人です。

足首が硬い人

足首が硬い人は、足首が柔らかい人に比べて靭帯を損傷する捻挫を起こしやすいです。
ややこしい話になりますが、「グネッ」と足首をぐねる確率は足首が柔らかい人の方が多いです。ただし足首が柔らかい人は靭帯も柔らかいので大事に至ることはありません。
足首が硬い人は段差や転んだときなど急に足首がねじられた時に、足首が硬いがために衝撃を吸収することができずに靭帯を痛めてしまいます。
足首の柔らかさがあば靭帯への衝撃が緩和され軽傷もしくは全く損傷しない可能性もあります。

足首のねじれがある人

骨盤や背骨がゆがむのと同様、足首のねじれというものもあります。例えば下のような足首です。

普通の足首はほとんどまっすぐな状態ですが、歪んでいる足首はかかとが倒れているような状態になります。
このような足首のねじれがある人はそうでない人に比べて足首の捻挫を起こしやすいです。
足首のねじれは根本的には、骨盤や股関節のねじれの影響を受けていますので、根本的な治療をおこなう際は骨盤や股関節の整体もおこないます。

肉離れの原因

肉離れは損傷を起こす筋肉によって原因が様々ですが、ここでは今回の患者さんと同じハムストリングス(太ももの後ろ)の肉離れの原因について解説します。

前後の筋力・柔軟性の違い

ハムストリングスは太ももの後ろにある筋肉です。その反対側、太ももの前にあるのが大腿四頭筋です。
実はこのハムストリングスと大腿四頭筋の筋肉量のバランスや柔軟性のバランスが崩れると肉離れが起きやすくなります。
ハムストリングスを痛める選手の多くが、大腿四頭筋の筋力が弱いです。ハムストリングスの筋肉が収縮する際、ブレーキの役割をしているのが大腿四頭筋です。
ブレーキが効きにくくなるとハムストリングスは過剰に働くので肉ばなれれを起こしやすくなります。
同時に、大腿四頭筋が硬すぎてもハムストリングスの肉離れが起きやすくなります。これは大腿四頭筋が硬いとハムストリングスの収縮を邪魔してしまうからです。
このように痛めてしまった筋肉とは別の筋肉のせいで肉離れを起こすケースも少なくありません。

体の歪みによるフォームの乱れ

何らかの要因でフォームが崩れることも肉離れの要因になります。特に多いのが股関節の硬さやねじれからくるフォームの崩れです。
今回来られた選手は、股関節を内側にねじって足を外に蹴りだすようなフォームになっていました。このような走り方では筋肉に正しく力が伝わりません。
力が伝わりにくいと他の筋肉に余計に負担がかかりますので(代償動作)その負担がかかった筋肉が肉離れを起こしてしまいます。
この選手の治療では、股関節の筋肉の調整をおこない、骨盤の歪みを整えることでフォームを正すことができました。

以上のように、ケガの痛みでも根本的な原因というものがあります。
ですので単に安静にしたり、その場しのぎのマッサージや電気治療をおこなってもよくならないケースが出てきてしまうのです。

当院での捻挫・肉離れの治療

当院ではこのような根本的な原因を検査や問診から見つけ出してアプローチをおこないます。
ほとんどの方は体の歪みやバランスの悪さがありますので、痛めている局所だけではなく全体のバランスを整えるために全身をトータルに整える整体治療をおこないます。
局所の痛みに関しては、神経筋無痛療法という特別な治療をおこなっています。
この治療はトッププロの選手も受けている治療で、神経と筋肉のつながりを改善することで痛みを早期に改善させる治療法です。

1ヶ月以上痛みが治らないというのはハッキリ言って異常だといえます。
ほとんどの場合、そのような人は根本的な要因が解決できていません。長引くケガの痛みでお悩みの方はお早めにご相談くださいませ。

ご質問やお問い合わせはLINEでも承っております。

 

お悩みの方はぜひご相談ください。

 

(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)

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