皆さんこんにちは!
京都市北区 円町近くにあります もり鍼灸整骨院 院長の森です。
今回も皆様の健康のお役に立つ情報をお伝えします。
今回のテーマは、足底筋膜炎(そくていきんまくえん)のセルフストレッチです。
当院では、外反母趾や足底筋膜炎、モートン病などの足のトラブルの専門的な治療をさせていただいております。
コロナウイルスの影響で在宅勤務の方、外出できなかった方が急にお仕事を始められたり、
外出されるようになって足の裏の痛み、足のかかとの痛みを覚える「足底筋膜炎」を引き起こす方からのご相談をいただく機会が増えました。
足底筋膜炎は、硬くなったところをやわらかくすることができれば痛みは大幅に改善できます。
足底筋膜炎を改善!簡単ストレッチ
1、「バネ靱帯、スプリング靱帯」
本来足は細かいそれぞれの骨が動くことでクッションの役割をしています。
足の筋肉が固まってしまったり、スプリング靱帯が硬くなってしまうと
本来のクッションの役割を果たさなくなってしまいます。
スプリング靱帯をほぐすストレッチをやってみましょう!
スプリング靱帯は載距突起(さいきょとっき)というくぼみから
舟状骨(しゅうじょうこつ)というでっぱりまでの間にあります。
くぼみとでっぱりの間、内くるぶしの下あたりを触って確認してみて下さい。
そして両方の親指でしっかりと押します。
足底筋膜炎の方は、母指球やかかと寄りの場所に痛みがでるのですが、
そこにばっかり意識が行ってしまいがちです。しかし、痛い箇所=ほぐす のは間違い!
セルフストレッチ、ほぐす時のツボやポイントは別の場所にある場合も。
その痛みを感じる部分を細かくゆするようにグリグリとしっかり押します。
休みつつ30秒~1分ほど押してみて下さい。
指先1つ分ずつずらしながら、舟状骨にかけて押していきます。
次に、スプリング靱帯を押しながら足の横の動きも加えてみましょう。
更に30秒~1分行います。
これによって、スプリング靱帯が緩みます。
スプリング靱帯の周りが緩むことで、クッションの働きを取り戻せます。
2、「足の裏の靱帯」
2つ目のストレッチはタオルを使います。
真ん中で1つ硬い結び目を作ります。大きなキャンディーのような形です。
これを地面において、結び目を踏むストレッチです。
足の裏のどこをタオルに乗せたらよいのか。
立方骨という骨が、足の外側にあり、その骨の下にも靱帯があります。
足の裏でいうと、かかとより少し上の外側の部分をタオルの結び目の上に乗せて体重をかけます。
これもツーンと痛むことがあります。
これは10秒くらい乗せ続けます。もし痛かったら軽めにしていただいても結構です。
少し上にずらしてまた10秒ほどタオルに体重をかけます。
また元の位置に戻して10秒くらい体重をかけます。
特に痛い部分を無理のない範囲で刺激してあげましょう。
これもバネ靱帯と同様に、足の裏の筋肉や靱帯が硬くなってしまうと、
クッション性がなくなり、足の裏の筋肉にすごい負担が掛かり痛みがでます。
先ほどのストレッチと合わせて行うことで、足底筋膜炎が改善する可能性が高くなります。
ストレッチをして足底腱膜炎を改善しよう!
このストレッチだけでも、痛みや症状が緩和されることが多いです。
是非、足底筋膜炎でお悩みの方はお試しください。
動画では実際にストレッチを行いながらポイントをお伝えしています。
こちらもぜひご覧ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)