こんにちは!
京都北区 はりきゅう整体 もり鍼灸整骨院の森です。
目次
「久しぶりにぐっすり寝られました」
先日、2回目の治療に来られた女性の患者さんがこのようにおっしゃってくださいました。
この女性の患者さんは、肩こりと不眠症にお悩みでした。
実は不眠症の方の多くが肩がこりやすいと訴えられます。
この2つの関係を理解することで、肩のこりや、不眠症の改善に一歩近づきますのでぜひ最後までご覧ください。
いつ肩こりを感じますか?
みなさんはどのようなときに肩のこりを感じられるでしょうか。
仕事をされている方であれば「仕事でミスをした」「連日の残業」「職場の人間関係のストレス」
主婦の方であれば「子供が言うことを聞かない」「旦那さんとの関係」「休む間がない」
など考えればきりがありませんが、このようにストレスを抱えている時が、余計に肩がこりやすいということはありませんか?
実は慢性の疾患は、精神的ストレスと大きく関わりがあります。
ストレスがかかると自律神経のバランスが崩れ、何もしていなくても筋肉の緊張が強くなってしまいます。
「何もしていないのに肩がこる」
「イライラしたり、嫌なことがあると肩がこる」
このような方は単純に筋肉に負担がかかり、筋肉が硬くなっているのではなくて、自律神経のバランスが悪くなっているのが原因かもしれません。
副交感神経の働きを高めましょう
肩や首こりをお持ちの方は、自律神経の乱れがおきている可能性があります。
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」にわかれます。
交感神経は運動するときや、ストレスを受けた時に活発に働き、副交感神経は睡眠時やリラックスしているときに働きます。
肩がこりやすい人は、交感神経の働きが強い、もしくは副交感神経の働きが弱いせいで常に「交感神経優位」になっています。
ですので、身体に力が入りやすく、力を抜いているつもりでも肩が緊張して肩がこる可能性があります。
交感神経優位で緊張しやすいタイプの人は、力を抜くことを覚えることです。
副交感神経を優位にする簡単な方法は「深呼吸」をすることです。
ゆっくりとした呼吸をおこなうとリラックスモードの神経になり、肩の緊張がほぐれ、す~と力が抜けるのを感じるでしょう。
体をリラックスさせたり、血流を良くしたり、筋肉を柔らかくするのはこの副交感神経の働きです。
その他にも副交感神経を優位にする方法があります。
・お風呂にゆっくりと浸かる
・好きな音楽や映画を見る
・笑う
・夜更かしをしない
副交感神経はリラックスした時に働きますので、1日の中で少しでもリラックスできる時間を作ることが大切です。
治療で副交感神経を活性化、不眠症改善にも
当院に通院されている不眠に悩む患者さんは、最近仕事に必要な技術を身につけるための試験を控えていて、仕事中も帰宅してからも常に緊張している状態だったそうです。
試験が終わったら、肩も楽になるだろうと思っていたそうですが、試験が終わってからもなかなか良くならず夜も寝付けず不眠症になっていたとのことです。
実は数日にわたって、もしくは長期間体の緊張状態が続くと交感神経の緊張が治まりにくくなり、いつまでも体が緊張してしまいます。
ストレスになることが無くなったのになんでだろう?
と思われる方はもしかしたらこのような状態かもしれません。
この場合当院では、肩の筋肉を緩めるだけではなく、鍼灸治療や首の整体をおこなうことで、自律神経を調節していきます。
後日来院された際に「久しぶりに夜ぐっすり寝られました」とおっしゃっていただけました。
もしもあなたの肩こりや不眠症もストレスによって強くなる場合は、先ほどご紹介した副交感神経を高める方法を試してください。
それでも良くならない肩や首こり、不眠症は当院でも治療を行っておりますのでご相談くださいませ。
当院の治療
肩がこってしまう要因は様々です。
今回ご紹介したように、ストレスや自律神経の影響を受けるものも少なくありません。
ただ、そのような場合も、ストレスや自律神経の問題だけというわけではありません。
肩がこる原因は、硬くなった肩甲骨や首にあります。
そしてもっと根本的に考えると、これらの問題の根源は、体の歪みやアンバランスにあります。
この歪みやアンバランスからくる、肩甲骨や首の動きを改善できれば、つらい症状でも改善できます。
つらい症状が良くなれば、精神的にも楽になり自律神経の状態がよくなる可能性もあります。
ですので私のおこなう治療は、こりの原因となる体の歪みやバランスのズレを整える整体を大切にしています。
さらに肩がこりやすい人は、日常生活での癖や悪い体の使い方をしていることも多いです。
その癖や使い方の悪さを見つけて改善できれば、より根本的に改善できるでしょう。
肩のこりや、それにともなう不眠症にお悩みの方は、身体のバランスや動きを改善し、まずは肩のこりを解消していきましょう。
どのような治療がよいかわからないという方はお気軽に当院にご相談いただければと思います。
詳しい治療法はこちらのページをご覧ください。
≪肩こり治療専用ページ≫
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お悩みの方はぜひご相談ください。
(柔道整復師・鍼灸師 森洋人 監修)